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薫の野郎猫的日常
2018年01月30日 (火) | 編集 |
★ワンちゃんスペシャル(2018年1月29日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀  http://www.nhk.or.jp/professional/2018/0129/
⇒再放送は2月2日(金)午前0時10分~1時23分

最後まで集中して観ました!
同じ世田谷区民らしきトリマーはここではスルー!

他の病院の獣医師からの紹介状を握りしめ駆け込む飼い主と癌の犬たちを診る小林獣医師も、長い時間、他の訓練士や飼い主達に翻弄され混乱し「咬み犬」と化した犬たちと向き合う中村訓練士も、一筋の希望の光を託す飼い主と犬にとって「最後の砦」。お二方の仕事ぶりを観ていて並大抵の覚悟ではないなって感じます。

photo06.jpg 

特に厳しい世論の逆風に晒される「元カリスマ警察犬訓練士」に強いシンパシーを感じました。

中村さんとシバ犬まめ蔵たちって、まるでサリバン先生とヘレン・ケラーみたい。
なのにコテンパンに批判される。
twitterも番組終了後から中村さんに関する非難や批判、苦言が目立ちます。

そりゃ、中村さんの訓練方法以外でも成功するやり方の優秀な訓練士はいらっしゃると思いますよ。別に中村さんが唯一の正しい訓練士だとは誰も言ってないわけで。だけど、中村さんが訓練した犬たち、この訓練所を巣立っていった卒業犬たちは現実、今もどこかで飼い主さんの元で幸せに暮らしているのは事実。それを褒めたりしなくてもいい。ただ単に彼と彼の訓練方法を認めることもダメですか?どうしても彼を虐待訓練士とレッテル貼りしなきゃ気が済みませんか?どうして?現実問題、成功例が8割もあって、中村さんのおかげで咬み犬卒業し、殺処分を免れた犬たちが大勢いるのに…。中村さんのおかげで幸せを取り戻した飼い主さんがいるのに…。

戦う相手は犬たちではなく「世論」と「世論に負けそうになる自分」だと吐露される中村さん。「それでも戦い続けます。後に続く者達と行き場を失った咬み犬がいる限り」

成功率8割ってすごくないですか?
それに、頑張っても変化が望めない犬たちは全員、中村さんが引き取って最期まで面倒を看るんだもの。文句あるかって思いますよ。

ラスト、「うそ泣き」まめ蔵が中村さんを目で追い始め、懸命に伏せをし続け始めた姿は、まめ蔵が「ウォーター!」と叫んだ瞬間だって思えてもらい泣きしちゃいました。(中村さんのfacebookで、まめ蔵の飼い主さんのコメントを見つけました。「おかげさまでまめ蔵は無事に卒業できました。まめ蔵は先生(中村さん)のこと大好きですよ。」)まめ蔵は飼い主さんの元へ戻って幸せに暮らしています。病院受診に寛いでいるまめ蔵の近影も嬉しい限り!

世論がどうであろうと、飼い主さんの涙がすべて。

私は中村さんを支持いたします。

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