薫の野郎猫的日常
2017年08月24日 (木) | 編集 |
facebookで話題に上っていたお出汁というのが干しエビと干しシイタケで作った素麺出汁…
さすが関西、兵庫。

熊本の我が家の母方直伝素麺出汁はイリコ出汁。
めっちゃシンプルなのに今も母の味が出せないでいます。

イリコが違うのか、それとも醤油が違うのか?
イリコの分量とかは母のものとそう違わないはずだから、
決定的に何かが違うって…何が違うの?
わからん。

認知症が相当進行して何も料理できなくなってたのに、
この出汁だけは最後まで完璧な味で作れてたもんなぁ、母。
感動したよ、あの時は。
他は味覚がどこかに吹き飛んでて味付けなんてものじゃなく、
ただ醤油だけとか、単品の調味料をぶかっけるだけになってたから。

きっと祖母から受け継いだあの出汁だけは、頭じゃなく細胞の中、
ミトコンドリアの中にしっかり入りこんでたんだろうね。

今じゃ母の弟の嫁さんしか作れなくなってしまった。
帰省する時は必ず当日に作って貰い、
用事が済んで空港に戻る前に叔父夫婦の所に立ち寄り、
この出汁を東京へ持ち帰る。

太平燕とか、団子汁とか、金時豆とか、冷やし白玉とか、無水鍋で作る蒸しパンとか、
甘味噌で作るコノシロの味噌焼きとか、とんかつとか、
母の想い出の味っていろいろあるけど、
ひとつ選べと言われたら、イリコの素麺&饂飩出汁だな。

これぞ私にとっての究極の「おふくろの味」だな、やっぱり。


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する