薫の野郎猫的日常
2017年07月19日 (水) | 編集 |

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【NZ人男性が急死 拘束を非難】NZ人男性が神奈川県大和市の精神科病院で身体拘束を受けたあと、心臓発作で亡くなった。遺族らが会見を開き、「不必要な拘束やめるべき」と訴えた。 
https://yahoo.jp/eRCq7q


※人権がしっかり確立している国の方からみたら、日本がどれほど野蛮に見えるのか。想像に難くありません。だって私もそう思いますもん。このご家族までひどくなかったけど、私たち母娘も経験者ですから。

拙ブログの常連さんなら、もうご存じのはず。
★認知症になった母が悪いのか?
http://yaroneko.blog55.fc2.com/blog-entry-1454.html
★優しすぎる施設はいい施設?
http://yaroneko.blog55.fc2.com/blog-entry-1696.html
★母の骨折入院、その後。
http://yaroneko.blog55.fc2.com/blog-entry-1793.html

身体拘束と言うと、精神疾患患者や高齢者や認知症患者に対し、ベッドに体を縛り付け行動を抑制する等の行為という認識が一般的ですが、実は身体拘束にはそれ以外に薬の使用や言葉といった「スリーロック」と呼ばれる三つの拘束があります。

①フィジカルロック(一般的に言う道具を使っての身体拘束)
②スピーチロック(「~しちゃダメ!」等、言語によって相手の自由を奪う)
③ドラッグロック(過剰な薬物投与により身体と思考能力を縛る)の3つです。


要介護5の母も実は施設スタッフとの折り合いが悪さが原因で問題行動をおこしてたのに、家族である私がそれをどんなに訴えても理解してもらえず、病気のせいにされ、病院と施設からドラッグロックやられて弁護士に相談したことありました。

少しずつ問題意識共有の空気になりつつありますが、日本って安易に拘束やり過ぎです。

病気になっても人間ですもの。喜怒哀楽くらいありますよ。なぜ病気になった人は怒っちゃいけないの?言葉が自由に操れないから、気にいらないことや、わかってほしいこと、不安なこと、不満なことを何とか相手に伝えたくて暴れたり暴力をふるうことがほとんどですよ。満足したり納得したり、それ以上に、相手が自分の思いを理解してくれたとわかると、途端に穏やかになるんです。笑顔が浮かびます。優しくなります。だからといって四六時中、ニコニコしてるはずはないんです。またイラついたり怒ったり叩いたりします。それがどうしてダメなんでしょう?普通のニンゲンなら許されることが、なぜこの病気の人には許されないで縛られたり怒られたり薬で大人しくさせられなきゃならないんですか?なぜこの病気の人はいつもニコニコしてないと「不穏」って言われるの?

「薬を抜いたら暴れだして責任が取れない」と施設側は反対したが、私が大騒ぎした結果、減薬が進み、現在、母は投薬ほぼゼロ。

なのに全く暴れない。

なぜか?

折り合いの悪かった担当スタッフが退職し、ものすごく気が付くい優しいスタッフが担当になったから。

あのドラッグロックはまったく無意味だったってことです。

この病気は暴れる、っていう潜在意識というか決めつけから抜け切れず、相手の心や感情を全く無視して拘束に走る病院や施設は少なくないです。

が、長年の経験でこれだけは言えます。

頼りになるのは薬や道具じゃないですよ。

人間関係、信頼関係、「心のケア」が一番の薬。

 

人は良薬にもなれば猛毒にもなるってことです。



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