薫の野郎猫的日常
2017年06月04日 (日) | 編集 |




6月4日。
あれから28年。
忘れません。

1989年6月4日。
この日に起きたあの事件は、父母の祖国中国で、父母と共に彼の地でコンサートを開くことを夢見たテレサを粉々に打ち砕きました。そしてもう二度と夢を叶えることができないことを、そして自分のアイデンティティを永遠に見失ってしまうことを思い知ることになります。「私は何人で、祖国はどこ?」テレサは死ぬまでこの言葉を繰り返し問いかけ、でも永遠に答えは誰からも返っては来なかったのです。

今や撤去され跡形もない香港版「民主の女神像」がまだかろうじて残っていた事件から約2週間後のあの日、1989年6月21日、日本の報道番組生放送のため、香港ビクトリアパークを見下ろすあのホテルから、喪服を思わせる黒づくめのドレスをまとったテレサ・テンが、涙ながらに歌ったこの歌と共に。


⇒香港/テレサ・テン

6月4日の悲劇と重なって、テレサにとってもですが、私にとっても「香港」は、数多くのテレサ・テンの歌の中で一番心に沁みる特別な曲になりました。



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