薫の野郎猫的日常
2016年12月12日 (月) | 編集 |
昨日ブログに書いた藤城さん直筆の猫のイラストですが…

DSCF8287[1]
 
この猫が何者かご存知でしょうか?

最初は現在暮らしているアビシニアンのラビーだと思ったのですが…
藤城ラビー2 
藤城ラビー 

やっぱり違うなぁ。

間違いかもしれないけど、私はブーだと思う。

きっと、この猫の名前は「ブー」。
藤城清治さんのファーストにゃんこ。

今年7月15日
 講談社から1冊の絵本が発売されました。
「ブーちゃん」
作者は藤城清治氏。
そして7月21日
藤城清治美術館からこの絵本が熊本地震の被災地である熊本県へ800冊寄贈されました。
⇒熊本県HP https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_16493.html

「ブーちゃん」は、1954年に出版された雑誌「児童文化誌 絵本木馬」の第1号から8号までに連載されました。現在ではこの雑誌そのものが非常に入手困難。

この作品と初めて出会ったのは2013年の教文館での氏の展覧会。
ブーちゃん教文館版 
氏と猫との出会いは「このようにして」始まった。
最後の場面26で「ブー」という名前をつけた男性は氏本人とのこと。
ブー 
つまりこの男性は自画像。
 
自主出版のような形で氏が90歳になったのを機に新たに編集、書下ろし、
モノクロの教文館版に彩色した2014年刊行「藤城美術館版」に比べ、
今年発売された講談社版は装丁がより上質な仕上がり。
私たち大人でも十分楽しめる内容です。
販売価格は2,052円(税込)。
是非一度お手にとってご覧ください。

藤城清治が「絵本木馬」に連載していた話を絵本にした「ブーちゃん」。
「人間の都合で」捨てられ、拾われ、飼い主が変わり、ほかの家に入り込み。。。
波瀾万丈の猫生が猫目線で描かれます。
児童書ですけど軟でも甘くもないストーリー。
お話の芯がしっかりした藤城さんらしい「硬派」の絵本です。

「最初に出合った猫を描いた、ぼくの最初の猫の絵だから、
ぼくの猫の原点となった絵といってもいいだろう」

氏にとって思い入れの深い作品だと思います。

ブーはきっと私にとっての千太のような存在なんだろうなぁ。

だからでしょうね。
栃木の藤城清治美術館にはブーと思われる猫のオブジェが多く存在しています。
那須高原藤城清治美術館⑥ 
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那須高原藤城清治美術館⑨
ブーは藤城清治30歳のときに描いた猫の原点。

猫のブーちゃんの絵本には
教文館ブーちゃん 
①教文館版(オリジナルのモノクロ線絵。中央区銀座の教文館で氏の展覧会が開催されるときよく展示されてます)
ブーちゃん藤城清治美術館版2014
②藤後清治美術館版(教文館版に彩色し再編集したもの。2014年のHAPPY BAG【いわゆる福袋】、那須高原の美術館、教文館、そして展覧会での限定販売だったので入手困難)
ブーちゃん講談社版2016
③講談社版(藤城清治美術館版を装丁しなおして今年夏発売されました)

この3種が存在する、らしい。

【ネタバレ注意!】教文館 訪問記<2>(「ブーちゃん」) - 藤城清治ファンのページ - Yahoo!ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/lightandshadow7111/32059859.html #ブログ #絵画 #イベント
これ、この絵本の中身全部出てますよ!ま、私は全部中身がわかっても買っちゃいましたけどね(笑)





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