薫の野郎猫的日常
2016年10月24日 (月) | 編集 |
2016年10月23日21時~22時54分

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★ 再放送だけど、やっぱり魅入ってします。ギリシアの天才演出家マルマリノスと日本の能楽師で人間国宝の梅若玄祥の物語。#bsasahi 
「世界遺産で神話を舞う ~人間国宝・能楽師とギリシャ人演出家~」http://www.bs-asahi.co.jp/umewaka2016/
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★は~~~。何度観てもお能はいいねぇ。ギリシアの空の下。史上最古の野外劇場で繰り広げられる能仕立ての冥府行。ギリシアの人々の感性の豊かさと鋭さに頭が下がる思いです。梅若さん御一行もさすが超一流。柔軟な感性と寛容さに敬服。1983年、蜷川さんのギリシアでの「王女メディア」初演を思い出しました。

1984ギリシャ辻村ジュサブロー蜷川平王女メディア 
能衣装と能面、辻村ジュサブローの衣装装置と人形浄瑠璃に通じるメイク。




↑は1984年、花園神社公演の蜷川&平のメディア。きっと一生忘れない舞台の一つ。

どっぷりとお能と蜷川&平によるギリシャ悲劇の世界に浸っていました。


そこに日本シリーズ延長放送でスタートが遅れた夜のTVワイドショーが始まり、初っ端から速報として平さんの悲しい知らせが。

※平幹二朗さん死去、自宅の浴室内で倒れ家族が発見
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1728460.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp @nikkansportsさんから

ギリシャ悲劇「冥府行」で思い出した直後に「メディア」平さんの訃報・・・なんという偶然。

でも、私の中ではギリシャ悲劇繋がりで、なんだかまだ舞台の中の世界のよう。

平さんによって舞台の面白さを教えていただきました。

大好きな大好きな役者さんでした。

2001年のディズニー映画「アトランティス」でアトランティス王を演じるレナード・ニモイの声を担当していただきました。

高貴で上品で凛とした、生まれ持ったる気品と威厳に震えたものです。

でも意外でした。

決して器用な方ではなかった。

どちらかというと不器用で、何度も何度も繰り返しセリフを反芻し、身となり血となり肉とするタイプだと感じました。

一つ一つのセリフにじっくり時間をかけ、納得するまで思う存分ジタバタし、苦しみのた打ち回る役者の姿を恥じることなく曝け出し、見せつけてくださいました。

間近に拝見する平幹二朗は、大きい方でした。

色が白くて、顔も大きい。

息子の岳大さんがtwitterでご自分の顔の大きさを嘆いてらしたのを見つけて、「舞台や映画俳優には大事な要素の一つです。それに、仕方ないですよ、舞台俳優のお父様譲りです」とリプライさせていただいたことがありましたっけ。岳大さんも納得されたようです(笑)

原田芳雄さんと同じ、舞台や映画映えする俳優は顔が大きい。

静かな方でした。

同じ世田谷区民でした。

ウォーキングされているお姿を何度かお見かけしたことがあります。

平さん 
つい最近まで浅利陽介君たちと舞台「クレシダ」を務めてらっしゃったのに。

82歳になっておいででしたが、まだまだお元気で、連続TVドラマにも出演されていらっしゃったのに。

お仕事の途中で急逝された石田太郎さんとそっくりな亡くなり方。

きっとあっという間に旅立たれたのでしょうね。

今もまだ、ご自分が亡くなってしまわれたことに気が付いていらっしゃらないかも。

さぞかし心残りでしょうね、平さん。

ご無理が祟ったのでしょうか…

平&浅利 
(2011年。浅利慶太さんと四季の自由劇場公演「ヴェニスの商人」制作発表)

もっともっと平さんの舞台が観たかったですよ。

残念です。

悲しいです。

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平幹二朗さん、
ありがとうございました。


★追記
父である平幹二朗さんについて。所属事務所であるシスカンパニーに掲載された平岳大さんのコメントです。
http://www.siscompany.com/HiraTakehiro20161024.pdf
平さんのお通夜は27日午後6時より、告別式は28日午前11時より港区青山葬儀所にて、「仏式」で執り行われるそうです。
喪主は岳大さん。





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