薫の野郎猫的日常
2016年05月01日 (日) | 編集 |

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わかってくれるまで何度だって言います!

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確かに、熊本では環境省のガイドライン原則論に従い、同行避難した動物たちが「屋外」で管理される避難所は存在します。

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が、「竜之介動物病院」やPWJの益城シェルター以外にも、関係者の努力により「室内同伴」OKの避難所が幾つもあります。

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下記は先月26日の拙ブログ「【同伴避難】被災地の取り組みを阻むもの」
http://yaroneko.blog55.fc2.com/blog-entry-1880.html 
でもご紹介した、故郷 熊本に住み、連日、被災地を巡りながら熊本のペット防災の現実を詳細に発信してくれている方より、熊本の飼い主さんの「同行避難」と「同伴避難」に対する認識と実情の報告です。

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今日、朝から薫@千太組の血圧を上昇させている記事(http://yaroneko.blog55.fc2.com/blog-entry-1883.htmlの内容と、どうぞ比較検証してみてください。
同行避難 検証 飼い主編 同行避難への認識と実情

1飼い主の同行避難についての認識 
今回避難所での同行避難の現状を検証して、飼い主の同行避難に対する認識を考えてみると、
ほとんどの飼い主が同行避難が何たるかを理解していなかった事がわかった。
認識のパターンは
1同行避難を室内同伴と勘違いしていた飼い主
2同行避難出来る事を知らずに最初からペットを家に置いてきた飼い主や車中泊を選択した飼い主
大きく分けるとこの二つのパターンが考えられる
この認識の違いと間違いは避難所でのトラブルやクレームに繋がり、更に飼い主である
人間にも悪影響を与える恐れも十分にある。
1のパターンの場合は飼い主が室内同伴が当たり前と勘違いをして、
避難所の管理者が同行避難して来た飼い主とそうでない人々の居住スペースを分ける為に
飼い主側に移動を求めると飼い主側からのクレームでトラブルが起きる事例が
いくつかの避難所で見受けられた。
2のパターンの場合は余震で崩壊する危険性が残る自宅にペットを残す事で、迷子や脱走、
死亡の危険性と、給餌に帰宅した際の飼い主の二次被害も考えられる。
また今回の熊本地震で大きな問題になっている車中泊についても
実態を完全に把握出来ている訳ではないが、
かなり多くの飼い主たちがペットと共に車中泊を選択していて、
その理由は同行避難が出来ないと勘違いしている事と、
避難所にペットを同行する事への抵抗や
遠慮からだと考えられる。
この選択がエコノミークラス症候群をはじめとする飼い主への健康被害に繋がる
危険性があるのは充分予想される事である。
この様に同行避難への認識不足はペットだけではなく、
彼等を「家族」と考えている飼い主である被災者本人にも悪影響を与える危険性を孕んでいる。
飼い主が同行避難についてきちんと環境省のガイドライン通りに認識していたのかどうか?
その点では全く認識していなかったと言うのが現状。
行政側に求められるのは環境省のガイドラインにもある様に
飼い主への同行避難自体に対しての周知の徹底と、啓発。
また飼い主側は災害の緊急時に自治体がどう「家族」であるペットを扱うのかを
普段から認識しておく事が重要であって、その周知徹底と、
飼い主側の普段からの認識が避難所でのペット問題によるトラブルを未然に防ぐ事にも繋がる。
同行避難での一番の大きな課題は飼い主側にある事は間違いありません。

熊本地震

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同行避難 検証 飼い主編2 同行避難の準備

今回の同行避難の検証において一番の問題は飼い主の災害時への備えです。
飼い主編1でも述べた様に飼い主が災害時の同行避難についての認識の無さも含めて
事前の準備が為されていなかった事です。
フードの備蓄については多くの飼い主は自然と2,3日分は持ち合わせがあったとして
災害時用として備蓄していた訳ではありませんでした。
特に持病を持っていたり、老齢であったりするペットの場合は緊急時用の備蓄は薬も含めて重要です。
リードやハーネス、ケージの準備も当然必要です。
次に「室内同伴避難」が可能になるか否かを握るのも飼い主側の問題が大きく、
普段からのしつけや手入れがそれを大きく左右する要素になっています。
吠える犬、手入れがしていない動物、匂いが酷い動物は、緊急時で混乱し、
スペースも無く、様々な問題が発生し、大きなストレスの中で過ごさなければならない避難所では
「室内同伴避難」は難しいと考えるべきです。
実際に居住スペースを分ける事無く、「室内同伴避難」が出来ている避難所を見ると
そこには「良く手入れされた犬」や「無駄吠えしない犬」しかいませんし、匂いの問題も同様です。
もし、行政側が「畜犬登録」「狂犬病予防」「ワクチン接種」が出来ていない動物たちは
「室内同伴避難」を拒否する様な事態になってもそれは当然の事なのかも知れません。
また「同行避難」している多くの飼い主の方たちはそうでない人々への配慮を
きちんとしている様に思います。
そうしなければ最初はうまく行っていた「同行避難」が長い避難生活の中で
クレームやトラブルの素になりかねません。
実際に「室内」で小型犬をリードを付けて歩かせる事にクレームが出たり、
避難所の周りの散歩コースでの糞の始末のマナーに関するトラブルも報告されていて、
それが「同行避難」や「室内同伴避難」への障害となっています。
これだけ「室内犬」の飼育が増えていて、多くの自治体が「室内飼育」を推奨し、
国も「終生飼養」「適正飼育」を謳っている今、災害時の「室内同伴避難」の実現は今や必要不可欠で、
それが出来ない事による飼い主自身への悪影響も考えられる状況です。
ただしそれを当たり前にする為には飼い主の普段からの意識向上とマナー向上、
動物が苦手な人たちへの配慮の姿勢を持つ事が必要です。
それを怠れば「室内同伴避難」が認められなくても仕方がない場合もあると思います。
「同行避難」から「室内同伴避難」へ進める為には飼い主の日頃からの様々な「準備」が必要です。
そしてそれは単なる物資や食料の「準備」だけを指すのではなく、
避難所と言う特殊な環境で「人と動物が共生する社会」を維持して行く為の「準備」を意味しています。
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 検証後記:

「今回熊本の避難所見て同行避難の検証してるけど、現場を見れば見るほど、話を聞けば聞くほど、犬や猫と暮らしている人たちに会えば会うほどに「きちんとした室内同伴避難」が様々な問題を解決する事がわかった。
今回の検証はどうそれを実現させて当たり前にするのか?
その為の検証。
災害と言う緊急時に避難所と言う狭いコミュニティにそれが集約される形で今のこの国の「人と動物が共生する社会」のレベルと課題がすごく良く表れてる。
同行避難の問題点は普段の殺処分などの問題点と全く同じ。
それが同行避難を検証してて感じた事の一つ。
もう一つ危機感て言うか、失望感を抱いたのはこの国のいわゆる「動物愛護」を標榜する一部の人々の言動。
愛護団体ですら同行避難の意味合いもわからぬままに、この緊急時に一方的に動物達の権利を主張する形で抗議したり、SNSでの嘘の情報を真に受けて保健所に抗議したり、そんな言動が多かった。
一方では今回の現状をきちんと現場を見たり、現地から情報収集して検証しようとしている人たちもいた。
でもそんな人たちはSNSで良く見るいわゆる「動物愛護」の人たちじゃなくて、淡々とした言動の普通の人々であった事が更に「動物愛護」への失望を加速させた。(-_-)
「動物愛護」って名前変えなきゃダメだね。」


この方のような人が故郷にいてくれて、本当に安心した!

熊本の未来を、ペットの明るい未来を安心して託せる。




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