薫の野郎猫的日常
2016年03月11日 (金) | 編集 |
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覚えてますか?
2011年3月11日の大津波の中
屋根犬20110402午後5時 
漂流22日目に保護された「屋根犬」のこと。
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2011年4月1日付の拙ブログでも書いたことがあります。
「311 pet rescue Part2(追記あり) 」
⇒ 
http://yaroneko.blog55.fc2.com/blog-entry-1145.html

保護されてすぐ、4月4日に飼い主さんと喜びの再会を果たし、
「バン」という2歳の女の子だということもわかり、
5年経った今でも幸せに暮らしていると思ってました。

が・・・

※宮城
ありがとう心の支え 津波「漂流犬」天国へ
河北新報 2015年11月02日 月曜日
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151102_13013.html

1昨年の2014年1月、亡くなってました。

それも事故で…

津波からの生還の時2歳だったから、

亡くなった時は5歳にもなっていない頃。

死ぬには若すぎる!


これから書くことで
もし気分を悪くしたらごめんなさい。

でも私はこの記事を読んでしまったことを悔いました。

読むんじゃなかった。

だって…

嫌なんだもん、この記事!

美談にしちゃいかんだろ!

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「屋根犬」として当時、全国波で毎日報道され続けた、この子。
※【動画】海上ガレキ漂流後奇跡生還犬:「飼い主と再会できたバンちゃん」
https://youtu.be/ZZaMbI1WVSY @YouTubeさんから
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神様から守られて飼い主の元へ帰ってきたのに
※【動画】3週間漂流犬飼い主と再会。 https://youtu.be/YxZQBU_-Mi4 @YouTubeさんから

再会の時、最上級の愛情を示していたバン。

なのに、そのバンが無残な最期を迎えたというのにまるで他人事のような言い草。

お前のせいでバンは死んだんだよ!

お前が適切な飼い方してないから!!


この犬は飼い主から殺されたようなものですよ。

外で放し飼いしてたんでしょ?

たとえ復興事業の車両が昼夜構わずひっきりなしに通る道沿いにお宅があるとしても

リードなしの放し飼いでなきゃこんな事故には遭わないものね。


この飼い主には二度と動物は飼ってほしくない(もう次の子飼い始めたようですが)。

せめて今度こそ、行政主導で講習か何か強制的に受けてもらって、適切な飼養方法をしっかり学んでいただいた上で、次の犬を飼っていただきたかったですね。

でなきゃまた同じ間違いを繰り返すだけじゃないですか。

こんな飼い主じゃ、バンがあんな不幸な亡くなり方したのに
その後たった1年で飼われることになった柴犬だってバンと同じ目に遭わせてしまう危険性大ですよ。

たとえ寂しかろうと(該当記事はすでに消えてたけど、新しい犬を飼った理由は寂しかったから!)
バンをあんなひどい目に遭わせておいてよくもまぁたった1年で別の犬を飼おうと思えるね。

それもその柴犬、ペットショップで買った1歳弱のまだ子犬らしい!


※東日本大震災で助かった奇跡の「漂流犬」亡くなっていた 
「民家の屋上」で救助された3年後に事故、ネット上で哀悼の声
http://www.j-cast.com/2015/11/02249623.html @jcast_newsさんから

やっぱり放し飼い!!

たとえ震災時に奇跡的に助かったのは鎖に繋いでなかったからだとしても、今度は震災前のような穏やかな自然たっぷりの平穏な頃と違って、復興のためお宅の前を大型車両がひっきりなしに通る環境に変化してるんだからさ、ちょっと考えたら以前と同じ飼い方したら、バンにとってどんな危険なことが起きるかわかりそうなもんでしょ?

折角神様から助けてもらった命なのに
奇跡的に助かった命なのに
あんなに再会を喜んでたのに

せめて生体販売から買った柴犬の子犬が、
バンの分までしっかり長生きして、ご長寿で、天寿を全うできますようにと祈ります。


 検索かけて関連記事を読み漁り、詳細が明らかになるにつれ、この飼い主に益々怒りがこみあげてくる!

全く懲りてないよ、この飼い主!

なのになんで美談に仕立て上げられちゃうの?

どうすればこれが美談になるの?

この国がこんなだから殺処分はなくならないし、

この国に成熟した動物愛護精神は育たないと思います。

今日は、今日だけは静かに穏やかな心で祈りの気持ちでいたかったのに…

あぁ…気分悪い!


※別の参照記事
【訃報】未曾有の大災害 東日本大震災を生き抜いた『漂流犬・バンちゃん』復興事業関連の車両にはねられ・・・・(涙)【事故】 - 『徒然と』・・・道楽 http://blog.livedoor.jp/dourakukousuke/archives/1094278.html


種は違えどうちにも同じ名前の猫がいるんでね
他人事とは思えなくって。

だからね、あまりに悲しい最期だったから私、バンのためにお話を書きました。
だってこのままじゃ、あまりにバンが可愛そう過ぎる!!

「バンに捧ぐ」

バンはね、本当はね津波に呑まれてあの時もう死んでたの。
だけど、死ぬ間際、朦朧とした意識の中で必死に神様にお願いをしたの。
「神様、お願いです。このまま死にたくない。もう一度だけ飼い主に会わせてください。」
神様もバンを可哀そうだと思し召し、願いを聞き届けてくれました。
一つ条件付きで。
「バン、お前はすでに死んでおる。だから長くこの地上にはおられぬぞ。
そして、この世を去ったものが再度死ぬのだから、それなりの別れ方をせねばならぬ。
今より辛く苦しい思いをせねばならぬがそれでも良いか?」
バンは神様からの条件を飲みました。
そして再び期限付きの命をもらってあのがれきの上に立ち、助けを待ったのです。
だからこそ私たちが首をかしげ、奇跡と呼ぶほど傷一つなく、あんなに元気だったのですよ。
そのあとのことは報道で伝えられた通り。
バンは飼い主夫婦とともに幸せな暮らしを取り戻しました。
が、その幸せは長くは続かなかった。
もちろんそれは神様との約束通り。
飼い主は無意識のうちにバンを震災前と同じ放し飼いにしました。
バンを取り巻く環境が以前と全く違い、
どんなに家の前を昼夜問わず大型車の往来が激しくても。
それは神様が彼らにさせたこと。
「バン、時は満ちた。別れの時だ。」
バンは夜中、飼い主夫婦が眠りについたのを確認し、
柵を超え道路に出て、
近づいてくる車の前に身を投げ出しました。
これもまた神様との約束通り。
津波に呑まれて息絶えたときよりも苦痛を伴う最期。
でもバンは幸せでした。
だって願いが叶ってもう一度、愛する飼い主と再会し、共に暮らせたんですもの。
それがどんなに短い間であっても。
再び巡り会って3年も暮せなかったけど。
この歳月は「おまけ」でしかなかったけど。
でもバンは幸せでした。
こんなつらい最期でも、バンは幸せでした。
今もバンは虹の橋のたもとで幸せそう。
飼い主とまた再会するまで
バンはいい子で待ってます。

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バン、安らかに❤






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