薫の野郎猫的日常
2015年03月25日 (水) | 編集 |
いいえ。私はそうは思いません。
私なら「前にも後ろにも目が付いているスタッフが「わざと」知らんぷりして好きなようにさせてくれてる」施設が一番好きです。

「母がショートステイから帰ったら歩けなくなっていた」と嘆く友人。思うに施設スタッフが世話を焼きすぎるんだと思う。「優しいこと、何でも手を差し伸べてお手伝いすること」=介護だと思い込んでいるスタッフが多すぎますもん。

少しでも怪我をさせたら責任取らされる、訴えられるという危惧もあるんだろうけど。だから、友人のお母様が歩こうとされるとすかさず手引き歩行介助しようとしているか、スタッフ不足なら「危ないですよ」とたしなめて座らせようとしているかだと思う。

私の職場でご自分の意見をはっきり仰る方なら、こういう時はすかさず「うるさい!ほっといて!!」と怒鳴りつけるか、無言で手を払いのけるか、バシッと相手の手を叩くか。そうでしょ?しつこいし、優しさの押し売りだし。助けが欲しいときはそう言うし、そういう空気を醸し出すから、それまでは放っといて!って思いますよ。でも、ほとんどの方はそんな意思表示はしません。昔の方は自分の意思を殺して生きてきた方がほとんどです。優しい方や遠慮される方は心ではありがた迷惑でも表向きでは「ありがとう」「助かるわ」と微笑んで好意を示され相手の言いなりになり、でもお気に入りのスタッフには本音をポロリ。「あの人しつこくて困る」とか顔をしかめるんです。それをスタッフは喜ばれたと勘違いするから厄介なんです。KYだし相手と本気で向き合おうとしてないからね。勉強もしなければ研究もしないから最新の介護情報に疎い。ヘタすると今でも措置の暗黒時代に生きている人までいますから。この手の介護スタッフが本当に多い。母の施設にもいますよ。結果、認知症ケアができない。自分の物差しで測れる間、自分の言いなりになっている間は平穏無事に済みますけど、心を読めないから母を無駄に苛立たせてしまい、どうして苛立っているのかわからないし、解決能力もないからもっと状態が悪化。最後には問題行動の総合商社になった母をコミュニケーション不可能のただの暴力婆さんと認識し、有無も言わせずドラッグロックした。母には母の言い分があったにもかかわらず、母の施設のスタッフにはそれが全く伝わらなかったし、理解しようにも技術も知識もないから解決できないまま時間だけが過ぎていく最悪の状態。おかげさまで、「やり手の」新しい担当者に交代してからは嘘のように落ち着いてます。ただただ優しいだけのひと=介護の知識ゼロの素人です。施設を利用するようになって妙に元気がなくなった、「大丈夫」と言いながらなぜか笑顔がなくなった、妙に苛立つようになった等、今までと何かが違うと感じたとき、「何かありましたか?」とスタッフに尋ねると「いいえ。別に」と答えるだけで「何かお気づきになったことがあるんですか?」など家族に質問を返すことをしないとか、確実に歩けなくなったのに尋ねると「お年がお年ですし」と年のせいにするだけで会話が成立しない、ご家族の細かな状態を説明はしてくれるけど良いことばかりで一つも不安材料や気になる老化現象などマイナス材料を教えてくれない、日常会話は弾むけど家族のことをほとんど話さないスタッフのいる施設は、いざという時に役に立たない、ご家族を観察していない、仕事ではなく「業務」にばかり心を砕いている「なんちゃってスタッフばかり雇っているなんちゃって介護施設」ですから気を付けましょう。

友人のお母さまのように在宅だと色んな障害物があって、少しくらい体の調子が悪くても、嫌でも体を動かさないとトイレもいけないから自然に筋力が鍛えられるし、「動ける内は自分で何とか頑張らなきゃ」「歩けなくなったり寝たきりになって他人様に迷惑かけたくない」と思って毎日生活するから気力が充実するけど、「優しい介護施設」は上げ膳据え膳。「お家ではご苦労されたんでしょ?でももう大丈夫。ここに来られたからには今までの分、好きなだけ楽してください。私たちがいつでも、どんなことでもお手伝いさせていただきますから、何でもお申し付けくださいね(にっこぉ~~~!)」と、せっかく在宅で鍛えられたお母様の自立心や意欲、気力を少しでも長く継続、もしくはもっと伸ばそうと努力することなく、どんどん「手を出して」無理に動こうとすることを阻みどんどん弱くしてしまうから、最初はそれでもいつもの癖で動こうとしていたお母様も、いつの間にやらすっかりスタッフのなすがままにお世話されることにすっかり慣れちゃってついつい楽をしてしまい筋力が低下し、気力も自立心もなくなって深刻な運動不足になりがちですからね。

必要以上の世話焼き&バリアフリー環境は却って「要介護」を助長するだけだと考えます。先々のことを考えたら、優しすぎる施設はやめたほうがいいですよ。

どちらかというと、徘徊の方も含め、入所者さんたちがスタッフの介助なしに四六時中自由に動いている所がいいです。

じゃ、ただ放置しているお勧めできない施設と「一見優しくないように見えるけど、背中にも目が付いている優秀なスタッフがこっそり見守っている」施設をどうやって見分けるか?

簡単です。

その施設での入所者の入院履歴を調べればいいんです。

施設見学の時、スタッフに直接聞くのもいいですが、入所者家族に聞いたり、ナースに聞いたり、入所者さん本人に聞いたりするのもいいですよ。

見学者がこまごまとリサーチするのを嫌がる施設はやめましょう。オープンハートでで~んと構えている経営者のいる施設の方が長く付き合えます。

蛇足ですが、トイレが汚い施設、食事がまずい施設(事前にお願いしておけば、入所者と同じ食事を食べさせてくれる施設を選びましょう)、入所者が共用スペースにほとんど出ていない施設、入所者の身だしなみがなってない施設、スタッフの身だしなみがなってない施設、びっくりするくらい化粧崩れしてないスタッフのいる施設、体調が明らかに悪そうで顔色の悪いスタッフが複数いる施設、ボリボリ体を掻いている入所者やスタッフがいる施設、あいさつをしない施設、お客様に対する言葉使いがなってない施設、笑顔がない施設、共用スペースやプライベートスペースの整理整頓がなっていない施設、面会に来ている家族が咳き込んだりくしゃみをしている施設、家族同士の仲が悪そうな施設、なんか変なにおいがする施設もやめた方がいいです。

あとは、入所者さんで寝たきりになっていたり、額に絆創膏を貼ってたり頭部に包帯を巻いてる人、顔や腕や足に傷やあざがある人、びっこを引いてたり車いすや歩行器を使っている入所者さんがいたら、それがどういった原因でそうなっているか調査してみてください。あ、大たい骨骨折されている方は転倒事故を起こした方です。

↑のような状態の方が多ければ多いほどその施設はちょっと問題あり、と思ってもいいと思いますよ。





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