薫の野郎猫的日常
2014年11月30日 (日) | 編集 |
お二人の方が急変し、お一人は病院内で看取り、お一人は個人契約されているご家庭の方で、在宅ケアの最中だったので、パルスと血圧を測りながら電話で医師の指示を仰ぎ、本来なら終末緩和ケアでお世話していたので、医師が駆けつけ、在宅で看取るお話だったのだが、どうしても入院させたいという強い家族の意向で救急搬送。この方は末期の悪性リンパ腫なので、おそらく入院先でこの数日の間にも…。ご本人はお家で死にたいって仰ってたのになぁ。

院内で息を引き取られた方は、気分が悪いと今朝方入院され、ご挨拶がてら数秒前まで笑顔でお喋りしていました。で、次の方のベッドに向かった途端に心肺停止に…。そのまま息を引き取られました。

昨日はお腹に大きな動脈瘤があっていつ解離するかわからない方がとうとう…看取り前の清拭や髭剃り、バリカンを使っての散髪など全部済んだのだけれど…なんと、奇跡的に意識を取り戻されたという嘘みたいな現実を目の当たりにしたばかり。

「生きることは死ぬこと。」「死ぬことは生きること。」

生と死は表裏一体。
この仕事してると実感しますね。

医療介護、夜間終末在宅ケアのお仕事をしていると、毎日こんな感じです。

一人で数十人の方を一度にお世話することもあります。心のケアのためだけでなく、その日の体調をチェックするためにもお話を傾聴したりすることがとても重要ですし、怪我や転倒、事故や急病、急変がないように注視することは当然ですけど、もしなんらか起きた場合は、自分たちでできることは全部やりつつ1秒でも早く医療につなげるのが仕事。10年以上この仕事してると、一瞬でお一人お一人の変化や病状が把握できるようになるし、当たってほしくないですが急変しそうな方や具合が悪くなりそうな方まで予想できたりします。

嫌でも観察眼が研ぎ澄まされるし、トラブルを予測するアンテナが敏感になる。

早期発見、早期治療。

注意一秒怪我一生。

10年前、千太郎の介護の勉強のために始めた仕事です。

まさか、生業になるとはね(笑)

ま、おかげさまでこの仕事に就けたおかげで、人様で経験させていただいたことが猫の病気や怪我、そして介護や看取りに大いに役に立ってくれていると感じること数多。ありがたいことです。

でもね、変な話、両親を含め人間の急変や看取りは平気なのに、うちの猫の介護や看取りだけは何度経験しても慣れませんね。特に染やジュサ坊のような別れ方は…。ジュサ坊の初七日が過ぎてからというもの、「お願いだから全員、老衰か慢性腎不全で脱皮して!」って猫たちに手を合わせて頼んでますもんね。

19歳と22歳。慢性腎不全と老衰。
千太郎と百次郎があまりにも見事なご長寿だったものですから、ほかの猫たちも22歳は無理でも、当然ながら19歳までは生きるだろうと勝手に思い込んでました。それも、病を得るなら慢性腎不全と勝手に決め込んでました。

でも、これもまた普通なことではなかったんですよね。千太と百は奇跡。ミラクルキャットだったんですね。

人間の看護&介護のお仕事してても、猫の看取りをしても、普通なんてことはこの世には一つもないこと、すべて奇跡なんだってこと、毎回嫌というほど思い知らされてわかっていたはずなのにね。

なんでこう簡単に忘れちゃうんだろうね。

まだまだ考えが甘いや。
経験が足りません。
もっと修業を積まねば!!

candle2006_1k.gif 
今日はファースト・アドヴェント。
いよいよ今日からクリスマスのカウントダウンが始まります。




コメント
この記事へのコメント
いつもお疲れ様です
2014/12/05(金) 23:33:16 | URL | バンバン #-[ 編集]
バンバンさんへ
ありがとうございます<(_ _)>
2014/12/06(土) 20:19:06 | URL | 薫@千太組 #jhHw6g8s[ 編集]
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