薫の野郎猫的日常
2014年02月18日 (火) | 編集 |
twitterでお知り合いになれた施設関係者さんからの情報です。

「介護保険で四月実施予定の要介護認定の新方式に伴い、利用者から聞き取り調査をする際の判断基準が大きく変えられ、重度の寝たきり状態の人などが複数の調査項目で「自立(介助なし)」と認定されることがわかりました。認定の軽度化に拍車がかかり、利用者の生活に深刻な打撃を与える恐れがあります。」 ネタ元はこちら→ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2009-02-16/2009021601_01_0.html (2009年2月16日(月)「しんぶん赤旗」)
介護認定調査員テキストの主な変更点




認定調査の変更内容が結構悪質と聞いてはいたけど、、、これは問題視した方がいいなぁ。これが新しい認定調査員テキストの主な変更点。 これじゃ要介護度が下がる利用者さんが増えるわけだ。 母だってこれまで何度同じ目に遭ったことか。

認定のあり方を、介護度を低く評価する方向へ改めれば、その分介護者の介護負担が消えてなくなるわけじゃないぞ、と。

これで本来重介護の高齢者の介護認定が低く見積もられる事態が増えるようになると、家族介護者にとってはたまったものではないだろう。寝たきりは自立と同等の介護負担ではないだろう。むしろかなり慎重さが求められる状態だろう。

自分が介護職でよかったと思うこと数多。介護認定更新時、どこから見ても確実に認知が進行しているにも拘らず、母の介護度が下がって(介護度3まで行ってたのが要支援1になった時には驚くより先に笑ってしまった!つい最近も要介護5だったのが要介護3まで下がったしね!)即時、主治医の診断書を添付しケアマネさんに区分変更をお願いしたこと一度や二度ではありません。で、変更申請すると必ずすんなりと元の介護度に戻るという不思議。 (つまり、クレームつけなきゃ介護度は下がったまま!)

認定結果に疑問が有る場合、市町村によって請求方法が違いますが主治医の意見書を含んだ認定調査票の情報提供請求をして下さい。それを見れば主治医の意見書の中身が軽いのか、はたまた調査員の書き方が現実にあって無いのかわかりますので区変掛けるなり対処しましょう。
2009年介護認定t調査員テキスト改訂版の指導書で判断すると、寝たきりで全介助よりも少しでも可動域が有り短時間でも座位が取れて認知がある方の方が介護度が高くなります。但し主治医の意見書の書き方と病名にもかなり左右されますのでおなじ状態でも病名により介護度が変わったりします。
明らかに介護認定更新の結果がおかしい場合、「不服申し立て」するのも手ですが、個人的には「区分変更申立」の方がお奨めです。その際は必ずケアマネ経由ではなく直接、主治医に診断書を書いてもらえるよう頼み、それを添付してください。ケアマネ経由だと、内容がチェックできないので。他人任せにしないで家族としてしっかり責任をもって!

介護している家族が全員、ケアの知識があるわけではないので、区分変更申立なんてする家族の方が珍しいでしょうね。そうした状況下でのこの変更は、本当に酷いなと思わざるを得ませんね。

介護する家族に知識がないことをわかった上で意図的にやっているんじゃないかと勘ぐってしまいます。私のように看護&介護職で介護者で成年後見人やってる家族なんてそうそういないでしょうから、やりたい放題なんじゃないですか?

まだ実際に親族の介護に直面していない人は介護関係の話にどうしても無関心ですから、こうした家族介護者にしわ寄せの行く変更がスムーズに通ってしまいがちなのも頭が痛いですね。

それにしてもどういう経緯で、全介助を自立と改訂する流れになったんだろ??絶対にこれ、介護分野の人間の声は汲み取られていないだろう、、、。

この介護認定の件は、介護に直面している家庭に打撃となる事柄なので、ニュースでも取り上げられるべきだと思うんだけどなぁ。マスコミも昨今在宅介護の問題にスポットを当て始めたなら、単に感情論的な話に終始するのではなく、こうしたニュースも取り上げて欲しいな。

正直な話、改訂内容があまりに酷すぎてにわかに真偽が信じられないのですが…以前、知り合いのケアマネが騒いでいたので気にはなっていたんですが、流石にこの内容は驚きで、後日調べてみようと思ってます。

が、私も実際に母の介護認定変更で「?」なことがこれまでに何度もあったし、介護のお仲間から聞いていた話と大きな差異が無いので、、、間違いはない上に、これで運用されて行くのだろうという感が強いけどなぁ。


資料★要介護認定 認定調査員テキスト2009年度(改定版)
http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/nintei/dl/text2009_2.pdf











コメント
この記事へのコメント
これは・・・
寝たきりは動かない・食べられない→介助不要→だから自立??
できない事はしなくていいから介助不要?
飲めない薬は飲ませなけりゃ介助不要?
介助不要だから自立?

自立だから介護度は低い?

これ、早く死ねと言うのと同じだよねぇ・・・
家族にどうしろと言うんだろう・・・

母もいろいろ?な事があって、それでも今があるけど
自分の老後が不安。
2014/02/20(木) 19:02:05 | URL | ばあば #tQ725RIE[ 編集]
ばあばさまへ
今に始まったことではないですが、でもこの資料が表に出てなくても明らかに2009年以降の認定調査結果はおかしいことが多すぎです。それまでは一度として不服申立や区分変更申請なんてしたことなかったのに、最近は、認定調査更新の度に区分変更してますもん。介護保険改正で高齢者は施設から在宅に重きを置くようになってますから、それもあって施設に入所させるより、なんとかして在宅で介護しなきゃならないように持っていこうとしているように感じます。特養も介護度が高い人と介護者のいない人だけにしようとしてるしね。つまり、介護度を容易に高くしないようにしたいんじゃないかしらね。認定調査員自体、介護のプロの方はほとんどいないんじゃないのかしら。もしいたとしてもごく少数で、彼らの声が全く生かされていないとか。そうでなければ、介護度があんなに「?」が付くような変わり方しないと思うよ。クレームつけるとあっさり元に戻るしね。ポリシーゼロだよ!担当ケアマネの出来不出来でも結果は全く違ってくるしね。長生きはしたくない!
2014/02/23(日) 00:21:19 | URL | 薫@千太組 #jhHw6g8s[ 編集]
明日・・・もう今日ですね。
父が老健に入所します。
暫定で要介護2、明日・・・今日、結果が分かるのですが・・・。

怖いですね、新基準。
得するのは介護保険を抑えられる行政ですか?
今だって施設安くないのに、それでも入れるから何とか介護者が生活できる。
なのにこれじゃ、介護者と被介護者はどうやって生きて行けと・・・。

一見たくさんあるかに見えるけど、欲しいところに希望通りの施設がないとかなのに、
入所者が減ったらもっと少なくなっちゃんでしょうか?

因みに今回父には、リハビリと心不全で倒れた不安を前面に出して納得させました。
2014/02/27(木) 02:19:07 | URL | こゆき #.qy2q86A[ 編集]
こゆきさんへ
メールしました。
お父様の御入所、おめでとうございます。
家族にとってもご本人にとっても良い施設でありますように!
入所希望者は絶対に減らないです。
だって今も10年待ちであっても入所を待っている待機者がいるんですから。
それに施設のタイプは様々ですから、経営者さえその気なら『宗旨替え』もできます。
ま、ずっと言い続けていることですが、どんなに施設が増えても、
そこで働く職員のレベルが低くては入所者も家族も地獄です。
私みたいにね(笑)私は今の特養の一番いい頃に入所し、3年も経たない内に
優秀な職員が次々と異動したり辞職したりしていなくなり、
施設側が経営方針を変更し、そこからどんどんレベル低下ですから。
どんなにいい施設を選んでも、そのままのレベルをキープしてくれるかどうかは
「神のみぞ知る」です。
介護ロボットより前に人間のスタッフの教育と育成に頑張ってほしいですけど。
このままじゃ、この国の介護業界の将来はかなり暗いと言えましょう。
2014/02/27(木) 18:44:16 | URL | 薫@千太組 #jhHw6g8s[ 編集]
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