薫の野郎猫的日常
2013年11月06日 (水) | 編集 |
動物愛護先進国、新潟県の南魚沼で活動していらっしゃるドッグトレーニングスクール 清水 美森さん(ドッグフィールドMAIKO)が、 ご自身の中越地震被災経験を元に、獣医師で新潟県新発田食肉衛生検査センター所長でもある川上直也さんと、「愛犬同伴避難トレーニング~ペットを連れて同伴避難する際の飼い主の心得と災害を乗り切るための犬のトレーニング~」を共同執筆されました。このテキストはリンクフリーです。PDF形式でダウンロードも可能です。川上さんが「拡散して欲しい」と仰っていらっしゃるそうですので、1人でも多くの方と情報共有するため、ご協力お願いいたします。
 
愛犬同伴避難トレーニング
~ペットを連れて同伴避難する際の飼い主の心得と災害を乗り切るための犬のトレーニング~
 http://www.dog-run.jp/images/2013hinantraining.pdf
 

流石です!素晴らしいです!執筆者お二人とも被災経験者。新潟市の動物愛護条例といい、同伴避難の取り組みといい、市民と自治体が一丸となって、同じ目線で、同じ目的をもって活動されていらっしゃる。我が世田谷区もこうありたいものです!




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東京都台東区にある
犬のしつけ教室
DOGLYさんのHPより転載。
DOGLYさんのペット防災の取り組みはこちらから⇒
http://dogly.jp/information.html  
                              http://dogly.jp/about/public.html


防災

犬の為に心掛けておくこと

•身元確認できるものを身につける
   ◦鑑札・迷子札・マイクロチップなど
•ワクチンを接種する
   ◦避難所では多数のペットが集まるため、色々な病気がうつる恐れがあります。狂犬病予防注射だけでなく、混合ワクチンの接種もしておきましょう。
•不妊・去勢手術をしておく
   ◦他のペットとのトラブルを未然に防ぐためにも大切なことです。
•多すぎる多頭飼育はしない
   ◦飼い主の責任において緊急時の対応を考えておくべきです。「この子は連れて行くけど、あの子は置いていく。」などの悲しい選択をしなくても済むように、自分で一緒に避難できるだけの範囲で犬を飼うことが重要です。



愛犬のために備えておくこと
•3~5日分のフードと水
•首輪・リード、クレートやキャリーバッグ
•飼い主と愛犬のツーショット写真
•愛犬の飼育記録・健康手帳、現在服用中の薬




愛犬のために慣らしておきたいこと
•クレートの中で落ち着いていられる
   ◦災害発生時に愛犬を守ってくれるだけでなく、避難所ではハウスに入っていることが基本になります。普段から家で使って、大好きな飼主さんとのお出かけにも使っていれば、避難をアウトドア感覚で受け止めてくれるかも。
•誰が触っても大丈夫なように
   ◦避難先では不特定多数の人が同じ空間を共有します。他の人に迷惑にならないように、また愛犬自身も他人といてストレスにならないように普段からたくさんの人に慣らす経験をさせてあげましょう。
•体をどこでも触らせてくれる
   ◦ケガをしたり体調が悪くなることも考えられます。飼主さんはもちろん、いつもの獣医さんやトリミングサロンで他の人に触られることも受け入れてくれるワンちゃんにしましょう。
•呼ばれたら「いつでもどこでもどんな時でも」来てくれる
   ◦緊急時でも呼ばれたらすぐにそばまで来てくれるように日頃からたくさん呼び戻しをしておきましょう。そばに来て手を伸ばしたときに逃げないように、首輪や体をきちんと触るようにしておくことも大事。
•様々な足場の上を歩けるように
   ◦災害時には足元が悪くなることが考えられます。犬のサイズによっては抱っこで移動できない子もいますから、様々な足場に慣らしておきましょう。同時に、靴を履いて歩くトレーニングもしておくとなお良し!
•いろいろな場所に出かける
   ◦普段家の中にいるだけのワンちゃんでは、災害時や避難所でのストレスは非常に大きくなります。いろいろな場所に行って音やにおい、視覚の刺激などたくさんの経験をさせておきましょう。




家の中の環境を整える

•家具に転倒防止措置を施しておく
   ◦人の命を守るためにも重要です。大きな家具などには必ず措置をしておきましょう。
•犬のハウスの位置は安全な場所を確保する
   ◦安全なハウスも危険な場所にあっては意味がありません。近くに窓がある場合は、飛散防止シートをしておくこと。大きな家具の近くには置かないように。
•とっさの時に隠れられる場所を部屋の中に作っておく
   ◦犬がすぐにハウスに入れない場合もあります。人と一緒に隠れられるようなテーブルなどがあるとよいです。
•リードは玄関先に常に用意しておく
   ◦逃げる時に絶対必要なのがリード。大型犬は必須です。いつも玄関にリードがあれば、いざという時にすぐに避難することができます


災害時


犬がパニックになった時に見られる行動


•ワンワン吠える
•つい噛みつこうとする
•どこかに隠れる
•ガタガタ震える
•カチンカチンに固まる
•あわてて逃げる
•所在なくウロウロする  など



飼い主さんの対処

•いつもどおりに行動する
   ◦飼い主さんの落ち着かない態度は、余計犬に不安を与えます。不安でしょうが「自分が犬を守る!」という強い気持ちで堂々としていてあげてください。
•優しく抱いてあげる
   ◦普段から犬を触って落ち着かせる癖がついているワンちゃんにとっては、こうした状況で優しくしっかりと抱きしめてあげるのも効果的かもしれません。普段していないのに急にやるのは逆効果。
•目隠しをしてあげる
   ◦犬は視界を制限してあげると落ち着く習性があります。噛もうとする子はブランケットをかぶせて優しく抱きしめてあげましょう。


人の安全がまず第一。それから愛犬と同行避難を

犬は飼い主がいなければ生きていけません。自分や家族の安全を最優先してください。

その上で可能な限り犬と同行避難することをおすすめします。落ち着いたら戻ってくるつもりで家を出たとしても、戻ってくるまでに何が起こるか分りませんし、戻ってくるつもりで避難したつもりが、家に戻ることを許されなくなるケースもあります。

できるだけ一緒に避難する選択をしてください。




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★震災時に兵庫県と新潟県はどう動いたか。
⇒同伴避難参考資料

※兵庫県
「大地震の被災動物を救うために : 兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録」 
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/directory/eqb/book/7-156/index.html
兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録編集委員会編
発行:[神戸] : 兵庫県南部地震動物救援本部

※新潟県
「中越沖地震被災動物支援活動の記録」


※世田谷区の場合

⇒拙ブログにも書きましたが、10月30日、区の防災担当者に陳情に伺った時、確認いたしましたが(http://yaroneko.blog55.fc2.com/blog-entry-1474.html )、 世田谷区は基本、「自助」「共助」。幸いにも住まいが無事だった区民は避難所ではなく自宅避難。不幸にも住まいを失った場合や住まいは無事だが近隣から火災が発生したりして屋外避難を余儀なくされた場合は、ペットと同伴避難するわけですが、その場合でも避難所ではペットは屋外飼育です。現在の所、車中泊か校庭に飼い主さんが持参してきたテントを設営し飼育するかしか選択肢がありません。ペットに必要なものは区から支給がありませんので、ケージもキャリーも薬もフードも水もトイレ用品も、なにもかもすべて飼い主さんが用意せねばなりません。屋内(自宅)避難の場合も然り。繰り返しますが、区からペット用品の支給は一切ありません。飼い主さんである世田谷区民は、そのことを踏まえた上で、準備をお願いいたします。

みなさまも、お住まいの地域の自治体にご確認の上、ご自身の生活環境に合った備えをお願いします。





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【番外編】


★「避難所頼みは危険!?被災経験した料理研究家が語る“ちょい足し防災術”」
「都会で被災しても食料は短期間で調達可能」と予測している人が多いようですが、逆に都市型被災の食料調達に大きな危機感を抱いている識者もいます。阪神・淡路大震災で被災した経験を持つ「防災食」のプロフェッショナル、料理研究家の坂本廣子氏もその一人。坂本氏にその理由と、手軽にできる対策をお聞ききしたお役立ち記事です。都会では避難所にはまず入れないと思っておいたほうがいいこと、「自助」「共助」がどれほど大切かがわかります。 
⇒ http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20120309/1039983/?ST=life&P=1



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★薫@千太組はというと


まずは「自助」。「自宅避難」をシミュレーションし、 5匹の猫用にフードと水は1~2か月分、トイレの砂とシートも最低2か月分は常時備蓄してます。我が家が無事でも、もし、命永らえて、尚且つ、全半壊とか近隣火災などで同伴避難せねばならなくなった時のため、5匹全員が入る特大バギーを準備してます。居住区域の世田谷区は、ペット用品の支給が一切ないし、動物と一緒では避難所に入れませんので、野宿できるように、寝袋とか4人用テントも購入。災害時でも、人間は何とかなると思うので、猫最優先で、最低でもフードと水は持って逃げなきゃね…って、防災グッズと猫用品、合わせてどれくらい持っていけるんだろう。。。こういう時、1人暮らしって最悪!こういう時のためにも、常日頃から、近隣の方と助け合う「共助」の仕組みをしっかり整えておかねばね!

⇒「災害時、あなたとペットは弱者になる!」 
http://yaroneko.blog55.fc2.com/blog-entry-1434.html










いつも思うのですが・・・
災害時の猫のための情報や資料って本当に少ない。 
猫の防災について書きたいのですが… 
ハウツーもの、マニュアル的なものは巷に溢れていますが、
被災飼い主さんの生の声、体験談がほとんど見つからない。

求む!
被災経験された猫の飼い主さんの体験談&アドバイスや情報!











★是非一度お読みください。
世田谷区の同伴避難、災害時ペット対策のあゆみ
☆ブログ:野郎猫集団「千太組」同伴避難/マイクロチップカテゴリ
 
http://yaroneko.blog55.fc2.com/blog-category-26.html







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