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薫の野郎猫的日常
2011年12月14日 (水) | 編集 |
そっかぁ、今日は討ち入りか!

雪は降ってないけどお江戸は寒いぞ!!

昼ごろ、午前中の診療を終わった先生から連絡がありました。

後肢と脇腹のデブライドは順調に進行しているとのこと。

発熱なし。

病院食(消化器サポート~高栄養)もしっかり食べてます。

去勢手術後から気にしていた排便の滞り(それまでは日に3回出ていたが、術後は3~4日に1回、それも量的に少ない)あり。

これからの治療計画について:

デブライド&ラップ療法(湿潤療法http://homepage2.nifty.com/treknz/wound_care.html。低酸素、閉鎖状態。消毒など一切せず)、ハイドロコロイドジェルhttp://www.wound-treatment.jp/wound020.htm(イントラサイトなど)ドレッシング剤使用→デブライド完了(湿潤&低酸素療法継続)→肉芽形成(感染症の危険性なくなる。ラップ療法閉鎖状態~反閉鎖へ。低酸素状態~有酸素状態へ。ハイドロサイト・スポンジhttp://wound.smith-nephew.com/jp/node.asp?NodeId=3908~メロリン非吸着ガーゼhttp://wound.smith-nephew.com/jp/node.asp?NodeId=3184で上皮化を促す)→上皮化(メロリン継続)→必要に応じて形成外科処置

つまりは「通常の蓐瘡ケア」と全く同じカレンダーです。

12日にご紹介した大阪の岸上先生のPRP療法ですが、大変優れた再生療法だそうですが、適用患畜は自己免疫力低下、糖尿病など基礎疾患を持っている、高齢など自己治癒力を最大限に高める必要がある患畜さんのための医療らしいです。

つまり、上記のような患畜さんで傷の治りが悪いと悩んでらっしゃる飼い主さんは是非ともこの再生医療を担当の獣医さんに提案し試していただきたい!うちの先生曰く、現在の再生医療においてこのPRP療法は画期的であり大変有効である、とのことですから。

「うら若き(爆)」にゃにゃぁには必要ないとのこと。残念です!でももしこれから先、上記のカレンダーのどこかでPRP療法が必要だと判断する要素が出てきた場合は、積極的に応用することも考える、と。

現在、1日に2回のラップガーゼ交換しているので在宅管理は無理。

これが2~3日に1回のガーゼ交換で済むようになるまで入院加療が必要。

およそ2週間。

CIMG4419.jpg

クリスマスはちょっと難しいかもだけど、なんとか一緒に正月は迎えられそうです♪

なんだか・・・「あの頃」http://yaroneko.blog55.fc2.com/blog-entry-901.htmlにソックリ。

思い出すなぁ、2年前のあのジタバタの年の瀬を。。。

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