薫の野郎猫的日常
2017年09月01日 (金) | 編集 |
★(中学生への暴行問題に関する)日野皓正氏記者会見
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00369126.html #FNN
★日野皓正、中学生へのビンタは教育…「必要な時もある」https://www.daily.co.jp/gossip/2017/09/01/0010515517.shtml 
今夕、羽田空港で日野皓正氏が会見に応じた。
大まかなインタビュー内容は以下の通り。

 「往復ビンタはしていない。ちょっと触れただけ。」
「(中学生の頬にまで)手が届いてないんだよ。」
「俺は死ぬ気で、愛情で接してる。」
「(問題の中学生とは)一年前から深い関わり合いがあった。」
「行き過ぎたところは分かる。それは謝る」
「でも、必要な時もあるんだよ。それだけのこと」
「お客さんの前だろうがどこだろうが、俺はバカヤローと言う。真剣だから。見てる人は分からないから、日野さんひどい、子供がかわいそう、と言うかもしれないけど」
「(ステージ本番中にまた同じようなことが起きたら?)手は上げないで、『やっぱりお前は無理だからやめよう』という。音楽は、ハーモニーで会話なんだ。会話ができないヤツは、どいてもらわないといけない」
「俺とあいつは、父親と息子なわけ。他の生徒には絶対に手を上げない」
「ヤツの心を立て直してやらなきゃという思いがある。」
「公演後、(中学生の方から)謝りに来た。」
「(あの中学生は)世界に通用する器だ云々。」
「アントニオ猪木さんのビンタより痛くない。あの中学生とは親子のような関係性、血も出てない」
「(件の中学生には)必要ならこれからもビンタはするよ」
「お前らが騒ぐほど、ヤツは忘れられずに何年も苦しむことになる。それをよく考えて」

は?
事の始まりはビンタした日野さん、あなた。
自分がしたことはOKで、全てはマスコミが悪いと?

父と子の間での暴力は認められると?ビンタしてもいいの?じゃ、家庭内暴力はOKなんだ?

日野さんはとても正直で嘘をつけない人ですね。
カメラの前で非常に堂々と、これからも必要ならビンタすると断言しました。

彼の会見ではっきりしたことは二つ。
①(「日野氏は今年は一度も練習に参加していない。すべて他のプロミュージシャンが指導していた」との情報もある。ドリバン関係者の情報として、日野氏はこの中学生に練習中から手を上げていた、との情報もある。ということは、)少なくとも1年前から日野氏は件の中学生に手を上げていた。日野氏がビンタの対象としているのはこの中学生のみ。他の子に手を上げるなんて、まさか!とまで言っていますね。つまり、この中学生を特別扱いしているということ。この子とは父と子のような特別な絆が生まれているから、だから手を上げてもいいんだという日野氏流理論。
②そして、もっとショックなことに、日野さんが暴力肯定者なのを、保坂区長も世田谷行政も教育委員会も区内の公立中学学校長も、下手すると生徒の親たちまでも、大人は全員、最初から知っていて容認・黙認していたってこと。これって大問題じゃないの?世田谷区や教育委員会、公立中学の学校長、そして生徒の親たちまでもが、日野さんの暴力行為を容認・黙認していた。本来なら生徒へのいかなる体罰=暴力をも否定し、身を持って子供たちを守る立場の大人たちが…世田谷区民として大ショックですよ。

会見で「これからも必要と思えばビンタする」とはっきり仰っていたので、「行き過ぎた指導を改めて」という教育委員会経由での世田谷区からのお願いは、あっさりと拒否されたわけです。ま、表立った公のステージ上では言葉だけで何とかおさめるけど、隠れた場所、見えない場所、練習の時間内はビンタするってことらしいので、お金を払って見に来る観客の前では大人しくするけど、身内や仲間内では今まで通りに手を上げるという、体のいい「隠れたところで暴力宣言」されたってこと。さて、世田谷区は「行き過ぎた指導」を改めるように氏にお願いしたのですけど、氏は公の場では慎むけど見えない場所ではこれまで通りビンタすると明言されました。さぁ、保坂区長&教育委員会はどう結論付ける?

※参照記事
⇒日野皓正、背負わされていた“しつけ” 「命を張って教えないと…」公立の学校長からは感謝 http://www.zakzak.co.jp/s…/news/170901/soc1709010009-n1.html @zakdeskさんから
もし世田谷区が日野さんに求め、期待している”教育”がこれなら、ドリバンなんか今すぐ解散していいと思う!

が…
「日野氏の会見によると、氏がビンタするのは件の中学生だけだし、中学生本人も父親も氏の行為を納得しているし、感謝さえしている。その上、ドリバンの継続も望んでいるのだから、世田谷区はこのままドリバンを継続、かつ今後も日野氏に一任する」って世田谷区と教育委員会が決定する、に一票…悪夢だ…

日野氏の今日の会見を見る限り、氏がビンタを張るのは件の中学生のみ。他の子には「バカヤロー」等の暴言は吐くけど絶対に手を上げないんだと。つまり、件の中学生は氏にとって特別な存在らしい。だから、この子にはこれからも必要ならビンタすると断言。ただし、ステージ上ではビンタせず言葉で、と。

この中学生は今後もドリバン参加を熱望しているから、もし、日野氏の講師継続を世田谷区が決めれば、その日から、この子への日野氏のビンタを世田谷区と教育委員会が公に認めたことになるのよね。それも、今までは全面的に暴力はダメと言ってきたのが、これからは、人の見てる所じゃなく、わからない所でなら暴力OKって、今まで以上に陰湿な行為を区が認めることになってしまいますが…。

そうなれば世田谷区内で発生するいかなる暴力に対しても、世田谷区は認めなければならなくなり無法地帯と化す。

どうする、世田谷区?


私は世田谷区民として、同じ世田谷に住むこの中学生に容赦なく振り下ろされる「権力側」の大人たちの様々な形の暴力を、観て見ぬふりはできません。だから声を上げ続けます。



2017年09月01日 (金) | 編集 |

*この記事は転載、シェア自由です。ただし内容の切り取りや曲解はご遠慮願います。

 

ジャズトランペッターの日野皓正がコンサート本番中に舞台上で中学生のドラマーからスティックを取り上げ、さらに往復ビンタという暴行に及んだ件について、元ジャズミュージシャンという立場から考えてみました。

headlines.yahoo.co.jp

日野の行為が児童虐待であることは間違いありませんが、それでもなぜか日野擁護論がネットに多く見られます。

その根拠は、この中学生ドラマー(以下:少年)が場を乱した、ルールを破った、指示を無視したから殴られて当然ということらしいです。

だとすれば論点は、少年のプレイにどこまで非があったかとなります。

さらにこれはジャズという音楽を演奏する上での出来事なので、ジャズ的にどれほどの非があったかと考えるべきでしょう。

そこでジャズミュージシャンの専門的な見地が必要となるのですが、事件がネット上で話題になってから一晩たってもジャズミュージシャンの意見が聞こえてきません。

まあそれも当然で、下手なこと言って大御所中の大御所ににらまれでもしたら仕事していけませんからね。

ということで、ジャズをやめた元ジャズミュージシャンの僕がこの件について解説したいと思います。

 

まず、少年がルールを無視したとされる問題の場面について。

ここはどうやら<トレーディング>というセクションでの出来事のようです(ツイッターで検索したところ、実際にそのコンサートにいた人が書いていました。ただし面識のない人なので引用は控えます)。

<トレーディング>(日本では4バースとか8バースと呼ばれますが、ここでは英語圏の共通用語であるトレーディングで統一)とは、楽曲の後半でドラマーとソロイストが交代で任意の小節間ソロを披露する場面です。

例えば、

 

トランペット4小節ソロ(伴奏あり)

ドラム4小節ソロ(ドラム以外は全員休む)

アルトサックス4小節ソロ(伴奏あり)

ドラム4小節ソロ(ドラム以外は全員休む)……

 

といったルールでソロを回していく。

全員が同じ小節だけソロをしていくというのもルールの範疇です。

そしてここは、ある意味ドラマーが目立つためのセクションといってもいいでしょう。

なぜなら、ドラムソロの間は完全に自分だけになるので。

ですからドラマーにとっては「ここぞ!」という場面になります。

当然かっこよく目立とうとするし、そうあるべきところです。

少年が問題とされる行為をしたのはこのセクションであることを押さえておく必要があるでしょう。

 

では次にジャズという音楽の<精神>について述べておきます。

これを理解しないと問題の本質が見えてこないからです。

ジャズには<逸脱>という暗黙の精神が存在します。

これは「ちょっとぐらい人と違っててもいいんだよ」といったレベルではなく「逸脱しなければジャズじゃない」といったほとんど強制に近いものだと考えて構いません。

例えば、「礼節を重んじない者は日本武道をやる資格がない」というのと同じです。

ジャズが面白いのは、この<逸脱>が単なる精神論ではなく、音楽的手法として存在していることです。

例えば「アウト」という技法がそれです。

「アウト」とは、コードにない音(外れた音、指示されていない音)をわざと使って独特の浮遊感や緊迫感を出すジャズの必須テクニックです。

メロディやハーモニーにおける「ジャズっぽさ」というものはこの「アウト」の産物であり、<逸脱>の成果です。

リズムにおいてもジャズでは少し遅らせたり揺らしたりし、正しいリズムから<逸脱>することがよしとされます(これは目指す演奏によって違ってきますが)。

歌もそうです。

ジャズシンガーで譜面通りに歌を歌う人はいません。

ジャズを歌う場合は正しいメロディから<逸脱>し、その場その場で自分らしく作り替えることが必要となります。

このように、ジャズという音楽にはあらゆる演奏(歌)、あらゆる場面に<逸脱>が求められるのです。

そうした<逸脱>の歴史がジャズの歴史と言っても過言ではないでしょう。

ちなみに、日本人のジャズが面白くないというのは日本人含め世界の共通認識ですが、なぜかというと<逸脱>したがらないからです。

仮に<逸脱>するとしても、過去の前例やその場の空気、指導者のGOサインを見てからようやく、という人がほどんどです。

日本のジャズシーンに仮に<逸脱>があるとすれば、それは根回しされ事前に許可されたものです。

そうでないと空気が読めないとされ、使ってもらえなくなるからです。

プロのジャズミュージシャンでも、誰かが<逸脱>したら怒る人がよくいます。

日本人にはそういう人が多いです。

 

最後に、ジャズのルールとしてもう一つ説明しておきます。

ジャズは<逸脱>する音楽ですが、同時にそこからの<回復>も必要です。

<逸脱>しっぱなしではめちゃくちゃになるだけです。

コードやリズムからいっとき<逸脱>しても、また元にひょいと戻れるスキルも絶対に必要とされます。

この<逸脱>と<回復>をきっちり使いこなせるのが一人前のジャズミュージシャンです。

<逸脱>は勇気さえあれば誰でもできますが、そこからの<回復>はスキルや経験値がなければ難しいです。

 

では改めて話を戻しましょう。

少年の行為は、

 

1、ドラムが目立つセクションで

2、尺を守らずに<逸脱>し

3、そこから<回復>できずに場が崩壊してしまった。

 

というものですが、僕からすればこの少年はジャズの精神をしっかりと持っている立派なジャズミュージシャンだと思えます。

おそらく彼が<逸脱>したのはトレーディングの場面のみでしょう。

それは自分が<逸脱>してもいい場面をきちんとチョイスしていたことの裏付けとなります(トレーディングはドラムが目立つ場面)。

そして、「おのおの決まった小節ずつ平等にソロを回す」という決まりを本番で無視し、自分だけのドラムソロとして食ってしまうことは、<ジャズ的>には全然ありです。

ただしその後に<回復>できなかったのは彼の責任なので、その点は叱責されてもいいと思いますが、中学生ということを鑑みれば仕方ないで十分済ませられます。

それにしても、この少年の勇気には脱帽です。

考えてみてください、日本人の中学生が世界的アーティストの監督する舞台の本番で、自らルールを破りジャズの精神に則って<逸脱>したのです!(しかもスティック取り上げられても、髪を掴まれても反抗してる!!)

この一点だけ見ても僕には彼がそこらへんのプロよりも立派な「ジャズミュージシャン」であると思えます。

 

ここで疑問が生じます。

ではなぜ生粋のジャズミュージシャンである日野皓正は少年を称えずに暴行を加えたのか?

正直、僕には全く理解できませんが、おそらく監督である自分の指示に従わなかったのが気にくわなかったのでしょう。

あるいは、みんなが平等な尺でソロを回しているのに少年がそのルールを破ったことに怒ったのか。

何にせよ、日野の怒りは<ジャズ的>に不当であり、私には見当違いに思えます。

バンドメンバーの誰かが本番で打ち合わせと違うことをやりだしたなんて彼の長いキャリアで数え切れないほどあっただろうし、それを本番中になんとかまとめあげ着地させるスキルも持っているはずです。

そういった音楽的解決をせず、感情にまかせて舞台上で児童暴行に及んだ日野皓正を擁護する価値はありません。

「世界的ジャズミュージシャンが怒るほどだから、少年の行為が<ジャズ的に>間違っていたんだろう」と考える人もいるでしょう。

それは権威主義というものです。

この少年は今回の事件にめげずに、今後も本番でどんどん<逸脱>してほしいと思います。

それこそがジャズなのですから!

 

以下は余談として。

ベッキー不倫事件以来、こうした問題に対して必ずといっていいほど「当事者間の問題なので部外者が口を挟むべきではない」とする当事者論が起こるようになりました。

不倫はともかく、本件に関しては当事者間の問題では済まされません。

なぜなら、日野皓正は「ジャズミュージシャン」あるいは「ミュージシャン」という肩書きを背負った上で児童虐待を行ったのであり、結果として世間的に「ミュージシャンは子供に平気で手をあげる」といったイメージを流布したからです。

これは音楽講師としてはとばっちりです。

ミュージシャンに子供を預けるのは怖い、何されるかわからないと考える人が増えれば音楽教室全体が不振になりますし、音楽教育も進まなくなるでしょう。

また、子供が音楽に興味を持っていても今回の件を受けて親が習いに行くのをやめさせるという事例が将来的に起こるかもしれません。

このビンタ事件は、決して当事者間では済まされない問題を内包しているのです。

本件が、日野皓正個人が起こした暴行事件であり、ミュージシャンや音楽講師全体の問題ではなく、彼自身の問題であると広く世間に認識されるよう適切に報道されることをいち音楽講師として望みます。

★ 日野皓正児童虐待(ビンタ)事件について元ジャズミュージシャンが考えてみた 追記
http://kyahata.hatenablog.com/entry/2017/09/01/%E6%97%A5%E9%87%8E%E7%9A%93%E6%AD
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~転載終了。~

今回のヒノテル問題。毎回のことながら、今回もまた「大人の事情」から、同業者からのコメントが笑うほど皆無。そんな中、元ジャズミュージシャンがブログ更新。は~、やっと納得いくコメントに出会えました。スッキリです。感謝。



2017年09月01日 (金) | 編集 |
★世界的ジャズ・トランペット奏者、日野皓正が男子中学生をビンタする驚愕動画 https://www.dailyshincho.jp/article/2017/08301710/ #デイリー新潮

以下のブログは、この件でいち早く世田谷行政に詰め寄った世田谷区議会議員の桃野よしふみ、田中優子両氏のブログ。桃野氏のブログには氏と教育委員会とのやりとりも紹介されています。
★週刊文春の記事について。自称・教育ジャーナリスト、保坂展人区長は、その看板を自称するのもいい加減にしてほしい。(桃野よしふみ)http://www.momono-yoshifumi.net/?p=10689 @momono4423さんから
★衝撃!!「ドリームジャズバンド」の暴力事件を黙認してしまった保坂区長と教育委員会の対応は大問題!!(田中優子)http://blog.goo.ne.jp/setagayakugi-tanakayuko/e/ce7f80a271e0816e61f4c72204b6141b  @setagaya_tanakaさんから
★「ドリームジャズバンド」暴力事件を乗り越えて、これからも継続するために、今しなければならないこと。 http://blog.goo.ne.jp/setagayakugi-tanakayuko/e/8f28e0a86b4e7ee9bc37a7ac5d09c2ac @setagaya_tanakaさんから


せたおんの件といい、今回の日野さんの件といい、最近の世田谷区における文化事業ってトラブル続きのように見えますが…どうしちゃったのかな?

世田谷行政と該当の子供と父親からはコメントが出ていますが、日野さんからは今現在、コメントが出ていません。
が、関係者や当日会場でコンサートを見ていた観客たちの声を聞いて、ある程度、その日の様子は理解できました。

お金を払って見に来ているお客さんの前ですよ? 一般 大人 4,500円 4歳~高校生 2,250円. U24 2,250円友の会会員割引 4,000円せたがやアーツカード会員割引 4,300円もするんですよ?

私はお金を払って見に来てくださっている観客を完全に無視しての論戦に疑問を持っている一人です。お安くない料金払ってわざわざ見に来ているのに、それなのにあんな暴力を目にしなければいけなかったなんて。冗談じゃないですよ。「金返せ」になる事態ですよ?観客の中には親子連れもいたのですよ。彼らの前で暴力事件が起きたのですよ?マスコミは日野さんと子供だけに焦点を集中しての論戦を張ってますが、観客は置いてけぼりですか?お金を払って見に来ている観客がいる環境で起きたことであることは全く無視ですか?それでいいのですか?実際、観客の中にはショックを受けている人が大勢いるのですよ。もうこれだけで日野さんはプロの音楽家としてレッドカードだと思います。そして、日野さん冠の文化事業を継続させようと必死になるあまり、教育の一環であるはずのこのイベントに置いて暴力容認する世田谷区はもっと罪深い。

暴行を受けた子供とその父親は(もし自分たちにだけ非があると思っていなくても、世田谷区や世界的有名ミュージシャンといった「力」に忖度し)、自分(息子)のせいで13年間続いてるイベントがなくなったり、13年間ずっと校長を務めてきた世界的に有名な日野さんが自分たちのせいで校長を辞したりすることだけは避けたくて、日野さんの元へ頭を下げに行ったんだろうけど、この父子にすべて罪をなすりつけて手打ちにしちゃう日野さん(是非ともコメントを!)と世田谷区と教育委員会って…

保坂区長、これまで体罰について厳しい言葉を発信してた人が、いざ現実問題になると、それも相手が有名人だとまったく逆の反応をしてしまい、「その場にいなかった」「中座して観ていない」「制止のための行き過ぎた指導」「当人たちも日野さんに感謝してると聞いている」などと、まるで暴力を容認し、権力に日よってしまう姿を目の当たりにし、心底がっかりしました。

保坂区長は31日に広聴広報課を通して、以下のようなコメントを出しました。
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日野さんを校長とするドリームジャズバンドは、世田谷区の区立中学生で編成するもので、真剣で厳しい練習をくぐりながら、8月の発表会のステージで素晴らしい演奏と成長を遂げた姿を見せてくれる他に類のない事業です。
今回、発表会のアンコールの場面で、ソロ演奏を長い間、続けていた子どもに対して、日野さんが制止をするために行き過ぎた指導をしたという出来事がありました。今後は改めていただくように、教育委員会を通してお伝えをしています。
注意を受けたお子さんの保護者からも、「日野さんには感謝している。素晴らしい事業なので、やめてほしくない。」とも伺っています。
今後も、ドリームジャズバンドが継続して発展するように応援していきます。
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日野さんから髪をつかまれ、往復ビンタされた中学生の父親は「ジャズを理解している人からすれば、うちの子が悪い」、その中学生も「自分が悪いんだと納得しています」「今回の件で、『ドリバン』(中学生ジャズバンド)が無くなるという事態には、絶対なって欲しくないです」と発言してますが、ということは「ジャズを理解していない人からすれば、うちの子は悪くない」とも取れる発言をお父さんがしていることが気になるし、子供にしても「ドリバン」が自分のせいでなくなることをもの凄く気にしてる。つまり、自分(息子)がしたこと自体に対してどいうこうより、それによって日野さんや世田谷区の鳴り物入りの文化事業に迷惑がかかることを気にしている。それって…もしかして、彼らにどこからかから「圧力」がかかってて、その力に忖度しての発言ではないのかと…。権力者と普通の民間人とでは勝負になりませんからね。力がないものは力のあるものに文句も言えずつき従うしかない。私にはそう思えて仕方ないです。

世田谷区教育委員会は「日野さんは教師でないから体罰とは言えない云々」と発言。じゃ、これが教師だったら体罰で、日野さんだから問題なしなんでしょうか?

体罰って暴力でしょ?違うんですか?暴力はいけないことでしょ?違いますか?

12年間続いてきたこのコンサート、8月20日の本番までに5月初めから4か月もの間、日野さんの下、練習に練習を重ねた子供たちです。なのにきっと、問題の子供は本番当日のアンコールでのあの時、興奮して音楽に支配されちゃって収支つかなくなったんでしょう。だったら大人として、そして世界のヒノテルとして、そこは暴力ではなく音楽で返して、その子を導いてほしかったなぁ。

お金払って見に来ているお客さんにも気持ちよく帰ってほしいし、来年も引き続き応援してほしいじゃないですか?

TVで報道してたんですが、暴行を受けたその子、文春編集部に「全部僕が悪いんです。日野さんは悪くない。僕のせいでこのイベントがなくなってしまわないようお願いします。」と直接電話したらしいですよ。中学生の子にここまでさせるような終わり方しかできなかった大人たちの責任ってとてつもなくデカイ。

音楽に支配されて止まらなくなったその子を日野さんが羽交い絞めにして、そのまま舞台袖に連れて行くっていうんだったら笑い話で済んだかも。スティックを取り上げて放り投げたあたりくらいまでは観客も笑ってるから「仕込み」だと思ってたわけだし…その上で日野さんが客席に向かって、「テンションが上がりすぎちゃったみたいで。これがジャズの魅力であり魔力です!」とでも言えば、観客もドッと沸いたろうし、件の中学生もクールダウンして、テヘペロ、みたいな感じで誰も傷つかずにすんだのに。最後まで音楽で返してほしかったです。

ワイドショーで報道されてましたけど、尻切れトンボで終ることなく、今回のことを教材にしたワークショップも行われる予定になっているらしいですよ。ぜひとも実現してほしいですね。

もちろん日野さんと子供にも非があるけど、世田谷区長が「学園長」、世田谷区教育委員会が主催者なのでね。コンサートを見ていた世田谷区民が一大事として情報をリークした世田谷区議たちが問題視して関係部署幹部たちに詰め寄らなければ、暴力容認とも取れる言動のまま知らんぷりだったことを思うと、事なかれ主義と暴力容認のような対応しか取れない世田谷区行政と教育委員会が一番問題なのです。

「一回こっきりなら引き受けなかった。引き受けるなら人生をかけ、一生継続したい。」2005年のインタビューで日野さんはこう語っておられたし、今回のトラブルもこのまま尻切れトンボで終わらず、教材としてみんなで考えるワークショップも予定されていると報道されているし。件の子は今後もイベント継続参加を望んでいますし、日野さんも例の子供も、そしてあのステージの上にいた他の子供たちもきっと、このことを肥やしにして前進し、成長してくれると信じます。

巷では今回の日野さんの行動擁護のコメントも多く寄せられていますけど、その人たちってご自分が暴力容認してるんだってことわかってるのかな?「だって愛の鞭なんだから」「だって日野さんだもの」日野さんだから暴力じゃなくて愛の鞭?なに、それ?わけわかんない。権威主義そのものじゃないですか?著名人から暴力振るわれたら( ̄TT ̄)鼻血ぶー出しながら幸せって叫ぶんですか?感謝するんですか?メンタルクリニック行った方がいいですよ。

愛の鞭とそうではない暴力との線引きってどうやって、そして誰が判断するのでしょうか?刑事罰になれば警察や裁判所が判断を下してくれますが、そうじゃなければ学校だったり教育委員会だったりPTAや世論だったりして喧々諤々、まったくまとまりがつかなくなっているのが現状ではないでしょうか?だからこそどんな暴力も認めない、というのが世の動きではないですか?私は自分の子供の頃の体験から、「体罰」は教育的指導とは認めません。体罰だと認められて暴力は世の中から根絶すべきって…タダの大人の勝手だと思います。親だって教師だって友達同士だって、暴力は暴力。そこに愛情があるのかどうかなんてわかったもんじゃないです。

子供同志の喧嘩、それも1対1だったら、もちろん素手同士なら…まだ理解できるかもしれないけど、相手が大人で、暴力をふるわれる相手が子供の場合は、暴力を振るわれっぱなしなのは子供であり、その子供は大人に反撃する自由を許されてません。やられっぱなし。反撃したら「生意気だ」「反省してない」ともっとこっ酷くぶったかれるのがオチ。だから子供は打たれっぱなし。恐怖と不安と悲しみと悔しさと…ごっちゃ混ぜの感情を抱いたまま、大人の暴力、大人の感情の高ぶりが収まるのをじっと我慢して待つしかありません。これって教育ですか?暴力ですか?私はどこから見ても暴力だと思います。

子供の頃、教師や親から「愛の鞭」をもらい、大人になってそのありがたさがよくわかると言いますが、その反対で、私のように、心に傷を作り、トラウマになり、その後の人生に大きな負の遺産を作る人間だっているってことをどうぞ理解してほしい。

暴力を受けた子は成長してまた暴力をふるうようになる確率が高くなります。

暴力容認するようになる確率も低くない。

トラウマになり人間関係に多大なマイナス&精神的不安定になる子も少なからずいる。

暴力はダメ!特に大人から子供への一方的な暴力は絶対ダメ!

どんな崇高な信念を持っていようと、暴力をふるった瞬間にその人の負けです。

今日のフジTV「バイキング」内で、ドリバンの関係者からの話として、4か月の練習の間に、日野さんは件の中学生に手を上げたことがあるそうです。この中学生は天才肌で良くも悪くも和を重んじることが苦手。世田谷区と教育委員会はそのことが分かっていながら本番中にあんなことが起きることを防ぐことができなかった。
表沙汰にこそならなかったけど、日野さん、この13年の間にも生徒に手を上げたことあるんじゃないの?
もし天才肌が多いアスペルガーとか発達障害の子だったら、日野さんに預けたら手を上げられっぱなしになっちゃうね。
世田谷区と教育委員会、練習中から日野さんが子供に手を上げてること知らなかったでは済まされないよ。
もちろん日野さんはミュージシャンであって教育者じゃない。だからこそ主催者として、仲介者として、世田谷行政と教育委員会がいるんでしょ?隠蔽したり、他人の振りして責任から逃げ回らず、ここは二度と同じような問題が起きないよう、厳然とした態度で臨んでほしいです。それができないようなら「ドリバン」は継続しちゃいけないと思うな。

※このブログに出会ったおかげでモヤモヤしてたものがスッキリ解決!多謝。
★日野皓正児童虐待(ビンタ)事件について元ジャズミュージシャンが考えてみた(八幡謙介氏)
http://k-yahata.hatenablog.com/entry/2017/08/31/%E6%97%A5%E9%87%8E%E7%9A%93%E6%AD%A3%E5%85%90%E7%AB%
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