薫の野郎猫的日常
2005年04月23日 (土) | 編集 |

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組長:千太郎(せんたろう ♂) 脱皮
1985年5月6日生まれ。東京都世田谷区出身。薫の枕元で産声を上げる。通い猫だった母親の代わりに、薫の手で取り上げられる。生後4日目に母猫が行方をくらませた為、それから約20年間、薫と同居。6歳で腎不全を患い、その後14年間の闘病の末、2005年1月9日午前7時23分脱皮。享年19歳8ヶ月。彼は生後1ヵ月の百次郎が貰われて来た初日から己が乳首を吸わせた。乳首が血まみれになっても、ため息をつきながら吸わせていた。百次郎の存在を認め、愛した。来るもの拒まず。19歳も年の違う寿三郎をも認め、受け入れた。死を悟ったのか、晩年になってからの千太郎が発するオーラは強烈だった。神である。漢である。男の中の男である。強く、優しく、しなやかで暖かい。甘く優しい匂いが忘れられない。薫は次の世で必ず彼と結婚すると深く心に誓っている。



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若頭:百次郎(ももじろう♂)脱皮
1988年7月30日生まれ。東京都世田谷区出身。某有名漫画家のお宅にて、アビシニアンの父とロシアンブルーの母の間に生まれる正真正銘のお坊ちゃま。7ニャン兄弟の長兄。生後1ヵ月の頃、センセの仲介にて薫の家に里子に出される。千太郎の弟、我が家の末っ子として千太を心から愛し敬うこと16年。まさか自分が「兄貴」になる日が来るとは想像すらしていなかっただろう。筋肉質で脂性。自慢は健康。稀代のジコチュウ。千太脱皮後、若手に四六時中お小言を言うようになった。彼なりに必死に組をまとめようと孤軍奮闘中。「おめぇら、うるせ~ぞ!静かにしろいっ!!」が口癖。肛門腺が強烈に臭う(笑)2010年8月18日午前4時13分脱皮。享年22歳19日。趣味が健康だけあって病死ではなく単なる老衰。野生児らしく最期まで自然のままに。誰にでも胸を張って自慢できる天晴れな猫生でした。本当に苦労させない楽な男だった!


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寿三郎(じゅさぶろう ♂) 脱皮
2004年4月20日(推定)生まれ。東京都世田谷区出身。5月27日から薫家の前で鳴き続けていた。翌28日早朝、訝る薫の手で不燃ごみと一緒に詰められていた袋から救出され、間一髪で命拾い。我が家の太陽。好き嫌いせず誰とも仲良くしようと努める、が、それは家族内に限られる。我が家で唯一の幻猫(ある一定の部外者は除く)養育係は晩年の千太郎。無類のお猫善し。百次郎から1番お小言を頂戴するも、まったく気に留めない。人から「えこ贔屓」と言われようが薫はこの猫が1番愛おしい。彼が来た事によって、それまでトイレと食事に立つ以外、ほとんど寝たきりだった千太郎が歩き始めた驚きと感動は、今でもそしてこれからもずっと忘れることはないだろう。彼を連れて里帰りした時、私以外に懐かないはずの彼が、物忘れが激しくなった実家の母のそばを離れず、毎晩添い寝していた姿は、まさに千太のそばにぴったりと寄り添っていた姿そのものだった。生まれついての介護猫。百脱皮後、名実共に千太組のリーダーとなる。2010年3月、転任した病院での健康診断にて腎臓が片方機能していないことが判明。残存している腎臓もシュウ酸カルシウムの石灰化が進行し100%健康とは言えず。6歳で腎不全発覚。どこまで千太と似てるんだ(号泣)でも、彼の腎臓は今もしっかりと懸命に働いてくれている。猫大好き!人間は私だけに操を立てるいとしい男!2014年11月5日に急に吐きはじめ食欲も落ちてきて体調がすぐれず、検査の結果急性腎不全と判明。9日に入院し静脈点滴するも腎臓の数値は上がる一方。腹膜透析まで断行し懸命の回復を図りましたが、2014年11月19日午後4時12分脱皮しました。ルートを外し15日に退院。人一倍神経質でストレスを中にため込むジュサ坊のため、夜間往診専門医に頼んで毎日大量にたまる胸水を抜くこと以外何もしない介護に徹しました。最期まで泣き言ひとつ言わず、愚痴もこぼさず、ただひたすら穏やかで静かに生き抜きました。尿毒がどんどん上がり続けていただろうに吐き気も痙攣もなにもなかった。病院で吐いていたのはきっとストレスからくるものだったと思います。こんな結果だと知っていたら静脈点滴3回で改善されなかったあの時、やっぱり家に連れて帰るべきでした。ただひたすらに家に帰りたがっていたジュサ坊に不必要な苦しみと辛抱を強いてしまいました。帰宅する日を待っていたかのように、その日から見事な放物線を描いて落ちていきました。たった1回だけの大発作で脱皮するまでの最期の時間はひたすら静かで安らぎに満ちていました。最期の瞬間までジュサ坊でした。死に場所も死に方も全部自分で決めて…私はひたすら彼の指示に従って後ろからついていくだけの介護でした。そんなところは千太そっくり。かっこよくてかわいい、私のジュサ坊。依怙贔屓と言われようがやっぱり私はこの子が一番愛おしい。


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幸四郎(こうしろう ♂)
2004年7月7日(推定)生まれ。群馬馬県山中にてへその緒がついた状態で自然保護団体のご夫妻により保護される。知人の紹介で2004年9月26日に薫家へ里子に出される。養育係は寿三郎。天真爛漫で豪放磊落。人間でも動物でもまったく怖がらない。天性のホスト気質。幼年期はジュサ坊べったりだったが、最近では単独行動が目に付くようになる。かといって仲が悪くなったわけでもなく、時々は昔のように追いかけっこやプロレスごっこに興じている。染六の養育係。特に六輔の前では「幸子さん」となり、甲斐甲斐しく面倒を看る。百脱皮後、リーダーの座を狙っているが、いざという時に頼りにならないところがあるので、外猫にも負けないジュサ坊がリーダーと薫@千太組は譲らない。肥満体質。ダイエットに励んでます。ジュサ坊との不毛な争いが絶えないけど、だからといって血を見ることはない。トムとジェリーみたいなもの。猫も好きだけど人間大好き!


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染五郎(そめごろう ♂) 脱皮
2005年8月1日(推定)生まれ。神奈川県横浜市のとある軒の下出身。保健所から引き出され神奈川県の動物病院へ預けられる。3匹姉弟の末っ子。幸四郎で打ち止め。幸四郎がいるのだから染五郎がいなくちゃ始まらないのはわかっている。が、もうこれ以上猫は増やさない。もし、万が一増えるとしたら、その猫こそ千太郎の生まれ変わりだ。そしてその猫は茶トラに違いない。2005年9月17日、動物病院の里親サイトで偶然目に留まり、一目で運命を感じた薫は、何の迷いもなくその翌日に見合いに行き、その場で決めてしまった。自慢のウーパールーパーのような情けな顔と「メ~~~ッ」と頼りなげに鳴く情けな声が女心を鷲摑み。人妻キラー、女殺しの異名を持つ。六輔と染は共に「チュパ族」。何かにつけて自分の尻尾をチュパするのが癖。いつも尻尾の先が濡れている。百次郎と同じくスカンク。肛門腺が強烈に臭うのでご注意を!!2008年10月に原因不明の体調不良で入院してからどうも不安定。それまで医者要らず、病気知らずだったのだが。2009年12月、突然に免疫介在型溶血性貧血を発症。一生付き合わねばならない病を抱えても、文句も言わず治療を受け、毎日美味しい楽しい生活をエンジョイしている。ダイエット中。2012年7月16日FIPドライタイプにて脱皮。享年6歳11ケ月16日。溶血性貧血のため飲んでいたステロイドが病の発症を最小限にとどめてくれたのだろうか。脳神経系統のダメージと言えば5月27日の数分間の眼振だけ。最期まで凛としていて陽気で優しいかわいい愛おしい染のまんまだった。


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六輔(ろくすけ ♂)
2005年9月1日(推定)生まれ。東京都世田谷区の児童公園出身。2005年9月18日。横浜市の病院から染五郎と一緒に帰宅途中、偶然に近くの公園で保護。してやられた!!生後2週間で150gという強度の栄養失調児。三度ほど三途の川を渡りかけたが、しぶとく引き返してきた強運の持ち主。我が家で一番の頑固一徹、きかん坊である。染五郎と六輔でワンセット。染六はきっと2匹とも千太の生まれ変わり。二匹の二人羽織で千太になるに違いないと固く信じて疑わない薫なのだ。染五郎と共に「チュパ族」特技は耳たぶ&唇チュパ。チュパしながらでないと熟睡できない。立膝で座っていると必ず上ってくる。内臓器官が未発達の時期、ドライばかり食べていると途端に尿に蛋白と潜血が出ていたが、体ができてきてからはまったく病気をしなくなった。2012年腎結石と片方の腎臓未形成発覚。シュウ酸カルシウム結石摘出手術。高カルシウム血症気味ではあるけれど、少々腎不全気味の数値のまま、石灰化は進行しつつも、普通の生活をしながら今も健康。石灰化の結晶が尿管を塞ぎ急性腎不全になることもあるので要注意!末っ子の座を七海に奪われ、一時期は機嫌が悪かったが、すぐに良き遊び相手となって部屋中を走り回っている心優しき野郎である。 アヒル口がチャーミングなゴジラのような男!


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七海(ななみ ♂)  
2010年9月1日(推定)生まれ。江戸川区西葛西出身。運命の出会いとしか言いようがない。千太組の構成員になるために生まれてきたような猫である。百の初七日あたりに生を受け、百の四十九日あたりに子元男性によって保護された。 百次郎を背中に乗せてやってきた。この猫が来てくれたお陰で、千太と百がジュサ坊と幸四郎の中で生きている事を知ることができた。明るくて元気で甘えん坊。食欲魔神。アメショと日本猫の血を受け継ぐ「そこそこアメショ」である。  繊維質が多い食事やドライ中心の食事を続けるとすぐ「切れ痔」になる(大泣)野郎一の寒がり。皮膚が極端に弱くホカペで低温火傷になり手術まがいの治療を受けたり、真菌でまたハゲを作ったり黒ニキビつくったり大忙し。 新入りの八雲や九十と見事な「三馬鹿大将」ぶりだった・・・八雲がいなくなってかわいそうなくらいに落胆して本当にかわいそうだった。八雲がいなくなってから確実に生活習慣に変化が現れ、性格が暗くなったけど、面倒見がよくて優しい子!人間より猫が好き・・・かも? 最近はジャイアン気質が露呈。誰彼かまわず眼つけまくり!諍いの相手変わっても主変わらず。(;´д`)トホホ


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八雲(やくも♂) 卒業
生年月日がわからないので年齢不明 【保護場所】福島県双葉郡双葉町郡山楢無【保護日】2012年2月。被災動物保護シェルター「にゃんこはうす南相馬」での名前は「シド」。福島原発敷地の隣の民家で保護されたらしい。同居人の一目惚れである。2012年4月1日より我が家に草鞋を脱いでいる。飼い主さんが見つかり、一緒に暮らしたいと希望されればお返しせねばならないが、それまでは正式な千太組の構成員。どの野郎どもとも仲が良い。人間も大好き。抱っこが大好き。喧嘩は嫌い。常に落ち着いておりゆったりと構えている。七海とは大の仲良し。表にはなかなか出さないけど心に傷を持つ。我が家にはもったいないような素晴らしい野郎だ。2012年9月12日、本当の飼い主さんが見つかった!八雲の本当の名前は「クロ」。2012年11月26日、福島から新潟へ避難されペット不可の住居で暮らしておられた飼い主さんが無事、関東圏のペット可住宅に引っ越されたと連絡あり。いつでも迎えに行ける、と。2012年11月30日卒業。2日前頃から態度がおかしくなった。そして、あの日のあの眼差し、失禁、そして私にしがみついて離れないあの姿…飼い主って?飼い主の資格って?せめてせめて最後の別れの儀式くらいまともに終わらせたかった!今も色んな感情が渦巻いてます。。。いい男だったよ!  体力が有り余って喧嘩っ早くなった七海のためにもこんな猫がいてくれたらどんなにいいだろう。

  

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九十(ナイト♂ )
2012年5月27日生まれ。幼名「茶々丸」「チャチャ」千代田区の下町神田のやさしい飼い主さんのお家で産声を上げる。7匹の中で唯一のチャトラ。飼い主さんが認知症に倒れてしまい、猫たちの面倒を見ることが難しくなったことから、泣く泣く保護主さんの元へ。兄弟姉妹は全員ホワイト系。みんな新しいお家に貰われていったのにこの子だけなぜか残っちゃった。保護主さんのつぶやきを私のフォロワーさんがRT。いつの日か叶うことなら千太と同じチャトラを迎えたい。ずっと前から心の奥底でそう願っていた。RTされたつぶやきを何の気なしに開いた私の目に飛び込んできたお見合い写真にビビビッ!染が元気だった最後の日、眼振発作が起こった運命の5月27日に産声を上げた子。保護主さんとも意気投合。その日の内に縁組成立。晴れて9月10日に我が家へ。好奇心旺盛な元気な子。千太そっくりなチャトラっこ♫これでしっぽの先が鍵だったら千太そっくり!しかし、千太と真逆…こんな超ド級のビビリは初めてだ(笑)人間より猫が好き♪ ジュサ坊が脱皮した時、遠吠えのような鳴き声を2日連続で上げる。人の目をまっすぐに見詰めるとっても優しい子。



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万里(ばんり♂)
平成26年5月16日早朝、関東のとあるセンターの前にガムテープでしっかり蓋をされた段ボールに入れられて遺棄されているところを保護収容された。だから飼い猫なのか、野良なのか不明。生まれた年も不明。誕生日さえもわからない。推定年齢5~10歳!!! 八雲との納得いかない別れ方にとらわれていた薫を救おうとするかのような出逢いだった。8月11日深夜、里親掲示板で運命の出会い。収容動物の里親さん探しをされている引出しボラさんにメールを送り、8月15日には施設まで出かけてお見合い。そのまま譲渡契約を結び連れて帰った。人間恐怖症の気がある。猫は平気。顎ニキビの治療中。優しいし人間の心を気遣う。八雲を思わせる典型的ないい男! ジュサ坊が世話係を買って出た。万里も心からジュサ坊のことを慕っていた。ジュサが私に甘える姿を見て恐る恐る私に近寄って甘え始めた。が、知り合って3カ月でジュサ坊が急逝。その後、しばらくは涙する私のそばを離れず慰めてくれたが、初七日過ぎ頃からまた人間恐怖症がぶり返した気がする。2015年2月12日に朱赤の首輪を装着してからというもの、驚異的な速度で家猫遺伝子増殖中。活動範囲も格段に拡大。一安心です。15年3月19日、ずっと患っていた歯周病悪化のため8本抜歯。おかげであれだけにおっていた口臭も、便臭も、体臭もすっかり消滅。涎も止まりました。気分がスッキリしたのか甘えん坊度が急激にUP。一時期600グラムほど減っていた体重もまた増え始めました。



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同居人:薫(かおる ♀)
年齢不詳。独身。熊本県出身。20有余年のサラリーマン生活から足を洗い、介護の道をまっしぐらに突き進んでいる。